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日本農業新聞12月5日号から <米卸の神明が大手青果市場と業務提携>

2020.12.08

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

12月5日の日本農業新聞に、お米の卸会社で神明ホールディングスが、東京シティ青果を傘下にもつ東京中央青果と資本業務提携を行うという発表が、12月4日にあったという記事あり。

東京中央青果社の株の30%にあたる300万株を15億円で取得するとか。単純計算では一株500円。株価を算定する専門家ではありませんが、この価格と株式の保有比率が気になりますね。

 

東京シティ青果のHPをみると、取扱額が約1,000億円です。この規模の卸会社の価値が30%15億円ということは、逆算すると総額50億円ということなのかなと思うワケです。

もちろんその会社が利益を出しているかどうかなど、いろいろな要素で判断すると思いますが。

それから株の保有比率が3分の1ではなく30%というところも気になるところです。

どこにでも載ってますが、株式の保有比率と株主の権利というものがあります。調べていただくとお分かりのとおり、例えば3%以上で帳簿の閲覧ができます。3分の1以上で特別決議を単独で否認できるとあります。

 

特別決議事項というのは、例えば定款の変更とか取締役の解任とかそういう会社の根幹にかかわることと、あちこちのサイトをみると書いてあります。市場法改正前後から卸売業界では再編の動きがありますが、今回の資本業務提携はかなり大きな事例ですから今後の動向などは引き続きウオッチしたいですね。

 

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それではみなさま、ごきげんよう。

 

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