花研コーヒーブレイク
ヒガンバナ紀行 大田市場沿いの道端で続々と
2020.09.29
こんにちは。ボンソワール桐生です。
すっかり涼しい季節になりました。朝は布団から飛び出すのが大変です。
さて、みなさんも散歩の機会が増えて季節の花々を愛でていらっしゃることと存じますが、このシーズンは彼岸花が面白いのです。時々小欄でも取り上げていますが、ヒガンバナには面白い性質があります。
ヒガンバナの開花が早期高温により早まることが研究の結果判明しています。
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この和歌山大学重藤さんの修論にあるように、6月、7月が暑いとヒガンバナの開花が早まり、9月中旬には満開になります。
今年は6-7月が涼しかったので開花時期はどうなったかと日々の散歩で確認していました。
私の調査範囲では、今週に入りヒガンバナの開花を確認できました。ちょうど彼岸に開花しましたので、その名の通りであったというのが今シーズンの開花状況ではないかと思います。彼岸後半からさらには彼岸が明けてもまだツボミだったり開花していたりしましたので、むしろちょっと遅い印象すらあります。
この開花調査はけっこう危険と隣り合わせです。私の場合、散歩は帰宅後、つまり夜間に行っております。例年ヒガンバナが咲くポイントがあり、その場所まで散歩ルートとして行くのですが、特段明るい場所ではありませんのでライトで照らすなどしていました。こうなると職務質問もされてもおかしくありません。かなり危ぶまれた日々でした。
今日になって気が付きました。大田市場(野菜)の道路脇にも咲くことを。なーんだ、リスクを冒して夜間に調査をしなくても会社の近くで確認できたじゃないか・・・。
ついでにススキ。散歩で彼岸花とススキをみると次は栗とサンマですね。花業界的にはお月見のポンポンマムが旬となりますでしょうか。
みなさんも秋を楽しんでください。ごきげんよう。
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