花研コーヒーブレイク
くにっと曲がったシダに観賞価値はあるのかな
2020.10.01
こんにちは。ボンソワール桐生です。
散歩小僧という齢でもありませんが、昨今頻繁に散歩しています。大概夜です。(あー、この前のヒガンバナの話と被りましたが、そういうことです)
都内は夜でも明るいところが多く、また住宅も防犯のためライトアップしているところが多いので比較的明るく歩きやすい環境です。
さて、このボケボケの写真はシダです。
近所のマンションの一階の植え込みの下草が繁殖したのでしょうか。マンションの隣がスーパーのまいばすけっと。私の散歩の中継地点の一つです。
このシダですがくにっと曲がっているワケです。よく見るとどれもこれも。ちょっと考察してみました。
植物がどのように外界を認識しているか、光や重力をどう捉えているかという研究があり、光に向かって曲がったり、地面と反対向きに先端が伸びたります。これを「屈性」といいます。
さらには光に関する屈性を光屈性(屈光性)と、まあそのままですが、そういいます。地面は地面屈性・・・ではなく重力屈性(屈地性)と言います。
屈性は水分にもあって、こちらもそのまま水分屈性といいます。
ラーメン屋にふらっと引き寄せられるのはラーメン屈性とはいいません。
さて、シダについてはもともとが日陰に生えていまして、光屈性があります。大概植物は光に向かいますからね。光向かって伸びながら、場合によっては茎が曲がるんでしょうね。ということで、このくにって曲がったシダは光に対して曲がったのだろうと思います。
マンションの入り口でとなりがスーパーでどうして横向きなのか・・。そうです、地面からマンション植え込みの木を照らすようにスポットライトが当たっているのです。このスポットライトの光に向かって曲がっている・・・のかな。
が、これは仮説です。気になりますね。研究したら観賞用シダの新しい商品が作れるかも!?
出荷規格 シダ(曲げ)とか。アリウムの曲げは大変芸術的だといつも思っていましたが、シダでも曲げができそうですね。
くにくにしちゃって使いづらいかもしれませんが、曲がり具合はどれも違う一品モノ、セリで現物販売がよさそうです・・・。
自宅の隙前に勝手に生えてきたシダで実験ができそうです。
それではみなさま、ごきげんよう。
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