花研コーヒーブレイク
【ドアフラワー】入口のドアにケイトウを飾ってみた件 屋内壁面装飾を
2020.09.10
こんにちは。ボンソワール桐生です。
久しぶりにドアフラワーを楽しんでいます。
以前小欄でご紹介しました通りですが、マグネットのついた什器を用い、狭いスペースでも壁面やドアが装飾スペースになるというご提案です。今回は大ぶりなケイトウ。130cmくらいあります。
こんなに長いのを飾ろうと思ったら、相当大きい花瓶か什器がなければなかなか難しいと思いますが、このマグネットのついた什器(もともとは傘立てとして販売されている商品です)があれば、お茶の子さいさいです。
足元の花瓶は小さいもので構いませんし、什器類も簡易的なので花の存在感を損なうことなく飾ることができていると思います。
水はそれなりに吸いますので補給は適宜必要ですが、このように大がかりな什器なしで飾ることができます。
大型の花や枝モノは相応に大きないけこみやエントランスに飾るものというイメージがついていますが、このようなちょっとしたマグネットや什器を使えば、ご自宅でもボリュームのある花を楽しむことが出来るのではないでしょうか。ちょっと目を引きますし、お客様がいらしたときなど、話のきっかけになりますね。ドアリースやスワッグもいいですが、生花でこんな飾り方もアリだと思います。
家庭用の花については、ある調査によればご自宅にある花瓶の多くが高さ20cm以下のようですから、生花店で求められる花もそれ相応のサイズというのが定説になりつつありますね。
しかし、この130cmのケイトウを飾るのに用いた花瓶も高さ10cmです。花瓶と花のバランスも重要ですが花瓶を意識させない飾り方っていうのもあっていいのではないでしょうか。
花瓶がないから丈の長い花は飾れない。一理ありますし、切実な問題ではありますが、こんなひと工夫もあるというご紹介でした。
それではみなさま、ごきげんよう。
↓ドアフラワーの奥で業務をするボンソワール所長。
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