花研コーヒーブレイク
園芸品は家庭用以外もニーズが高まっています
2020.08.18
こんにちは。ボンソワール桐生です。
浜松では最高気温41.1度が記録されたとのこと。体感的には45度くらいなのでしょうか。ハウスの中は50度越えでしょうか。ハウスの中でお仕事をされる方は、尋常ではない環境の中くれぐれも体調にご留意くださいませ。
さて、8月14日の日経新聞に「テラスでイタリア気分 道路占用料免除で飲食支援」という記事があります。花と関係ないのではと思われそうですが、よく見ると写真が掲載されています。写真には「歩行者と接触しないように観葉植物を置く(さいたま市)」というキャプションがあります。そうなんです。間仕切り用に観葉植物が使われるのです。園芸植物がこのところ相場が良いのですが、なるほど、このように商業施設で使われるような大型サイズにも需要があるのですね。
海外のニュースでも実は同様の発信がありました。イタリアの大型植物生産を行うジョルディオピシグループ(グーグル翻訳なので本来はどう読むのかわかりませんが)は、コロナ対策として間仕切り用となるトレリス用植物等の生産を強化するというニュースがありました。屋外レストランなどでの需要を見込んでのコト、「植物の間仕切りはプラスチック製ほどの飛沫防止はないかもしれないが、会話が滞ったときに、二人を助けてくれるでしょう」・・・なんていうコメントがついていました。日本の花き業界も、負けじともっと様々な花や緑を間仕切り用に提案できそうですね。
今週市場はちょっとしたお休みです。感染防止対策をしながら、街の様子を観察してみようと思います。
それではみなさま、ごきげんよう。