花研コーヒーブレイク
七十二候「ハスはじめて咲く」
2020.07.14
どうもどうも、ボンソワール桐生です。
7月12日から5日間は、七十二候(しちじゅうに)でいう「蓮始咲」(ハスはじめて咲く)です。東京盆を迎えた今、ハスをご自宅に飾っていらっしゃる方も多いかもしれませんね。
ハスは夏の間、連続的に咲きますから、今の時季ちょうど咲き始めるということですね。大田市場の近くに平和の森公園という大きめの公園(避難所としての整備だったのかな)があります。
この公園にハスが咲いています。大勢の人が撮影をしていました。また、通りがかりの人も「おお、花だ花がきれいだー」と言いながら立ち去っていきます・・・ちょっとちょっと、せめて「ハス」と認識してほしいなあなどと思わず独り言ちてしまいますが、いずれにせよ開花する姿はきれいで人目をひきます。
七夕の笹竹(7月7日)のブログでも水揚げのことに触れましたが、古くから流通している植物のわりに、水揚げについての科学的なアプローチが進んでおらず、まだまだ開発の余地があると思っています。切花として流通するハスの切前を見ていると、ツボミはまず咲きません。若干ほころびがある個体だけが咲いたり咲かなかったりします。
様々な水揚げ剤やケミカル処理で促進されるのかといえば、必ずしもそうでもないようです。日本ではツボミのままで花束で利用されているケースが多いように思います。
開花はどういうメカニズムなんでしょうかね。
ところで、このハスの根がレンコン(蓮)ですが、この花をみて皆さんはレンコンを食べたくなるのでしょうか。レンコンのきんぴらがこの時期には良さそうです。
花をみて何かを食べたくなる、食べ物を連想することは年間でもどれぐらいの頻度であるんでしょうか。あるいは食べ物を見て飾りたくなる花などあるのでしょうか。
例えば、私は黄色いキュウリの花を見ると、キュウリを食べたくなります。気温が上がる時期ヒマワリを見たら、枝豆を食べたくなるというような連想(Association)てどのくらいあるのでしょうか。解明したいテーマの一つです。
雑談でした、ではまた。ごきげんよう。