花研コーヒーブレイク
パクリですみません!「旅をするように日本各地を味わう という表現
2020.07.16
こんにちは。ボンソワール桐生です。
いきなり謝るところから始まるなんて、よっぽど後ろめたいのでしょうか、わたし。いやいや、これはいいねっていう話です。
日経MJのバックナンバーを読んでいたら、日本酒メーカーが甘酒を作るという記事がありました。甘酒は機能性が再評価され、暑い夏を乗り切る健康ドリンク、先人の知恵の結晶のような飲み物として昨今人気があります。夏の季語としても素敵ですが。さて、記事を読んである日本酒メーカーのウェブサイトを探しました。
都内三軒茶屋にあるWAKAZEという会社で、こちらがフルーツを使った甘酒を販売しているとのこと。その甘酒ブランド名がSOYOKAZE。「旅をするように各地のフルーツを季節ごとに使う」のだそうです。いいですよね、この「旅をするように」というフレーズが心に響きます。
昨今、やっと国内移動が緩和されたかと思えば、不要不急の外出を控えましょう、都外への移動は極力控えましょうと、東京都は緊張しているさなかです。つまり、生活者は旅に渇望が高まります。そこにこのフレーズは染みます。
花き業界においては季節感の提案、産地ブランド化を心がけ、表現を長らく使って参りました。ここで心機一転、「日本中を旅するような花を提案する」というフレーズで一年を通して様々な産地さんの花をご案内したいですね。
はい、以上です。
◆追伸◆
テロワール(フランス語で「土地」を意味するそうです)という「その土地ならではの」ということも記事に書いてありました。このワードもいいですね。