OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ミモザの香り

2012.03.09

昨日3月8日は国際女性デーで、男性が日頃の感謝の気持ちを込めて女性にミモザをプレゼントするというイタリア発祥の「ミモザの日」でした。

 

ある方からミモザの香りについて聞かれましたので、簡単にご紹介したいと思います。

 

ミモザの品種は数十種ありますが、実はどれもあまり良い香ではありません。咲き初めに薄っすらと柑橘香がありますが、街路樹程に成長し大量の花を咲かさなければ香りも漂ってきません。
また、ほとんどの品種は満開になるとサラダバーネットの香り(キュウリの匂い)が強くなります。ミモザのアレンジメントを飾っていて変な匂いがしてくるという話をよく聞きますが、これは開花後時間が経ちサラダバーネットの香りが漂い始めたからだと思われます。

ミモザの花びらは枯れて落ちるのかというお問い合わせもありましたが、どうでしょう。ミモザの街路樹や庭木が強風に揺れている光景を見たことはありませんが、強風が吹けばおそらく花びらが舞い散ると思います。(しべや花粉は飾っているとポロポロ落ちてきます)
庭木の場合マメ科のキングサリ(英名でゴールドチェーン)とよく間違えられますが、キングサリは黄色い藤の異名があるように、藤と同じく強風で舞い散ります。

 

<ミモザとキングサリ>

 

 

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