花研コーヒーブレイク
切り花の花保ちに効果があるもの・・・
2012.03.02
よくまあこういうものに目を付けたものだと思う。
オランダの花市場フローラホランド発のニュース(2012年2月27日)によると、なんでもバイアグラが花保ちに効くらしい。
ほんのちょっと花瓶に入れるだけで、花保ちが1週間伸びるのだとか。バイアグラに含まれる一酸化窒素が茎の導管の拡張を助けるからではないかと見られている。
また研究者たちはこれがガーデニングにも効くのではないかと更なる研究を進めているとのこと。
他にも効果があるのは・・・
ウォッカ(花瓶にワンショット入れるだけでコケでグリーン色になるのを防ぐ)
砂糖(フラワーフードとして)
紅茶(鉢のアザレアなどの大好物。ハンギングにも使える)
バナナの皮(果肉側を下に向けて、花壇に置いておくとバラなどの栄養になる)
コーラ(鉢ものの栄養になる。但し“糖分ゼロ”はNG)
ビール(ナメクジ退治。コップ半分のビールを土に埋めておくと虫除けになる)
筋肉弛緩剤(スポーツをした後にするナンチャラスプレーのようなもの。ティーバッグに吹きかけて置いておくと虫除けになる)
石鹸(球根などが植えてあるところに石鹸をすりおろして置いておくとリス除けになる)
などが身の回りのものが役立つと書いてある。
それぞれ理由があるのだろう。
“じゃ、やってみるか!”と実験目的で色々試してみるのは面白いが、効果を求めるなら市販のフラワーフードが最も良い。いずれも研究されつくされた完成度の高い栄養剤である。
(以上は当社の研究ではありません。念のため。)