花研コーヒーブレイク
今週の中央通路とウォーリーを探せ!
2020.04.02
こんにちは。ボンジュール内藤です。
今週の中央通路の様子はこんな感じ。
中央通路は、原則FAJさんと大田花きとで週替わりで展示に使わせてもらうことができます。ときには共催のこともあり、今週も共催WEEK。熊本県の産地が紹介されています。カラーやトルコギキョウ、カスミソウなどです。
大田花きのショーケースは2つとも常陸野カーネーション組合様のカーネーションです。
常陸野カーネーション組合さまといえば、フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2018の最優秀賞に輝いた生産者グループです。
一部を紹介しますと、スタンダードタイプの「オレンジミナミ」、「ループ」、「グルーミー」。
スプレーカーネーションの「ななせ」、「きらり」、「れもん」。
おそらくですが、ひらがな3文字の品種は、常陸野カーネーション組合様のオリジナル品種です。組合員のおひとり沼田さんが育成されたものと推察しています。
こちらが最優秀賞の「あられ」です。
こちらは「しぼり」。
また、大田花き寄りのささやかなスペースを活用し、さまざまな生産者さまのご出荷商品を展示しています。
こちらは福花園種苗さま(種苗会社)作出のアルストロメリア新品種。花粉がないようで、よくみるほどなるほどその通り。(品種名未定)
フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2018で特別賞を受賞された高成園さまのフリージア。
すごいですね、この花のボリューム。フリージアってこんな花だったっけと従来の概念を覆すほどです。
JA愛知みなみMAXさまのシロギク「白優(はくゆう)」。
株式会社横川さま(高知県)のオリエンタルユリ「ベンドーム」。
フランスの地名vendome(ヴァンドーム)からきているのでしょうか。読み方が異なりますので、別の意味かもしれません。推測悪くすみません。
新潟みらい農協さまのオリエンタルユリ「マニフィーク」。開花すると右の写真のようになります。
マニフィークとは、多分(私が思うだけですが)magnifiqueというフランス語(「素晴らしい」の意味)からきているのでしょうね。
輸入商社グリーンウィングスさまのアジサイ。
アンティークピンク、アンティークホットピンク、アンティークブルー
台湾のルージュさまのオンシジウム「サマースノー」。
サマースノーの育成者さま、生産者さまをつい先日取材させていただいたばかりでした。(記事はこちら」。大田花きHP「産地ウンチク探検隊!」vol.131)
岩部光伸さま(福岡県八女市)のディディスカス。ブルー、ピンク、ホワイト。
加藤ヨウラン園様(千葉県)のホワイトレースフラワー。
丸朝園芸農協様(千葉県)のサンダーソニア。
林園芸様(千葉県)のガーベラ。
大田市場つながりでもう一つ。
弊社のEパートさんが「東京新聞の広告に入っていたよ」と大田区文化芸術情報誌『ART bee HIVE』(アートビーハイブ)を持ってきてくれました。これは公益財団訪印大田区文化振興協会が2019年秋に創刊した地域の文化芸術情報誌(季刊)で、第3号となる今回は「息吹」をテーマに編集されています。
1面は、皆様よくご存知、大田区が誇る超有名フラワーアーティスト川崎景太さんです。日本初のフラワースクール「マミフラワーデザインスクール」の主宰を歴任後、現在はKeitaブランドを立ち上げ幅広い分野でご活躍中です。
広げてみると、左面には大田市場花き部が特集されているではありませんか!?
よく知るこのおふたりの素敵なショットが目を引きます。
左が仲卸組合の理事長で中央花卉の斧田社長、右が京橋花卉の藤井さん。う~ん、いい写真です!
その下に大田花きのセリ場の写真。
ふむふむ、ありがとうございます。
数字を伴った詳しい解説に加え、中央部分には仲卸通りの大きな写真が華やかに掲載されています。
ん??
あら???
もしかしてひょっとして?
この人、見たことあるかも??
まあ、そりゃあ同じ大田市場で働いているわけですから、見たことあっても全く不思議ではないわけですが、ちょっと知っている人のような気がします。
気づかれた方、いらっしゃいますか??
ここまでズームにすれば、きっと・・・
はい、その通り!紛うことなき弊社のショチョサマでした。
本人確認済み。すでにショチョサマもこの写真を見ていましたが、まったく気づいていなかったようで、大変驚いていました。まるで「ウォーリーを探せ!」のようですね。と言いつつ、私も見つけていたわけではないのですが、なんとなく気づいてしまいました。
若干中途半端なところに立ち尽くし、背後から歩いてくる買参人様の進路を妨害しつつ、いったい何を見つめているのでしょうか。とても観察力、洞察力に優れていますので、きっと私たちには想像し得ぬことに思考を巡らせているに違いありません。
『アートビーハイブ』のお問い合わせは以下まで。
「立ち尽くしていた人」へのお問い合わせは花研まで。
それではみなさま、ごきげんよう。