OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

新型コロナウィルスCOVID-19のピンチをチャンスに変えられるのか・・・

2020.02.29

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

本日は4年に一度に2月29日です。ニンニクの日だそうです。

さて、新型コロナウィルスCOVID-19の蔓延防止策として様々なイベントや会合、宴会の類が中止、あるいは延期となっていてます。拡散か収束かの岐路に立ち、今が修羅場の様相です。大田市場を含む東京都中央卸売市場でも、本日から3月15日まで一般見学の中止が通達されました。ディズニーランドもUSJも今日から休園。全国の小中高校も今日から春休み明けまで休校となる所が多くなりそうです。

昨秋に増税があった直後のこの騒動ですから、日本経済にもたらす痛手は大きいと思われます。もちろん日本ばかりでなく、少なからず世界経済にも影響を与えるでしょう。とりわけ業務用の食品や生花に大きな影響が出るものと見込まれます。

 

一方、このような非常時に増える消費があるとすれば、一つにはスーパーマーケットでのお買い物ではないでしょうか。

学校が休みになれば、お子さんの3食分をご自宅でご用意する必要がありますし、ご主人が外で飲み会が中止となれば、その分もおうちで用意する必要があります。となれば、自宅で消費する食糧が増えるわけですから、スーパーで買い出しを増やすか、ウーバーイーツにお願いするか、宅配ピザを注文するか・・・。毎食ピザってわけにもいかないでしょうから、いずれにしても一世帯当たりのスーパーでの消費金額は上がることと思います。

 

自宅にいる時間が長くなれば、宅配よりは気分転換を兼ねてスーパーに買い出しに出かけることもあるでしょう。となれば、やはりスーパーでのお買い物の頻度も金額も上がるように思います。

となれば、この機会に生花売場からも自宅で少しでも快適に過ごしていただく提案をしていった方がいいのではないだろうかと思いました。今の状況でいけば、出張、イベントごともなくなり、必然的に家族がみんなで自宅で過ごす時間が長くなります。そんな時こそ、花やグリーンのある暮らしを提案する良い機会と捉えることができるのではないでしょうか。

スーパーに出かける機会が増えるでしょうから、生花提案もスーパー売り場にチャンスありです。花を置いておくだけではなく、「今こそ花があるといいかも!?」と気付いていただくための語りかけPOPがあるといいかもしれません。閉塞感があり、このような緊急事態の時こそ、生活者の皆さんに少しでも生花を通じてお役立ちしたいものですね。

 

それではみなさま、何卒ご自愛くださいませ。

 

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