花研コーヒーブレイク
7月14日JFMAセミナーは考花学川崎景介先生ご登壇!
2020.07.02
こんにちは。ボンジュール内藤です。
今日は2020年「1年の折り返しの日」。梅雨の晴れ間の大田市場で開花中の植物はこちら。
●ハネツクバネウツギ
●アサガオ
奈良時代に日本にもたらされました。本格的に栽培されるようになったのは江戸時代。江戸の園芸ブームの中、アサガオに火が付いたのは白花が出現したのがきっかけだったのだとか。
●アザミ
スコットランドの国花。とげとげがあって痛いから触りません。このとげとげを使って、10世紀半ば、スコットランドはデーン人からの攻撃を防いだので、国花になったとのこと。
素足のデーン人はアザミを踏みつけて悲鳴を上げてしまったため、スコットランドは奇襲に気づけたということです。以来スコットランドの王家の紋章に。10世紀から現在においてもそうですから、日本の天皇家のキクの紋章と同じくらい古くからの紋章か、もしくはそれより長いかもしれません。
●ドクダミ
ほかにもアジサイやツユクサ、フヨウなどがございました。
アザミ(アザミ属)を見た後に事務所に戻ってきたら、今度はアーティチョーク(チョウセンアザミ属)が入口でお出迎え。
キリスト教では、聖母マリアが十字架から引き浮いた釘を埋めた場所からアーティチョークが生じたという話からキリストの花として聖花と見られているのだそうです。
どこだったっけか、ヨーロッパの島でアーティチョークか、アーティチョーク並みに大きなアザミが路上にドシドシ自生しているのを見かけました。まあまあな岩場で(砂利っぽいといいますか)その時はほかに色づいた花が見あたらず、アーティチョークが大輪で目立っていた印象です。車を降りてよく観察すればよかったといまさらながら後悔。
さて、ここまでが前置き。本題は7月14日のJFMAセミナーです。
マミフラワーデザインスクールの校長川崎景介先生をお招きし、「花束の文化史 ~ヨーロピアンフラワーの原点たる花束のあゆみを振り返る~」をテーマにご講演いただいます。
日 時: 2020年7月14日(火) 14:00-15:30
講 師: 川崎 景介氏 (マミフラワーデザインスクール校長)
場 所:オンラインにて(ご自宅やオフィスからご受講いただけます)
JFMAの会員、非会員問わずどなたでもご受講いただけます。
私たちが知り得ない花束の歴史をいつもながらのわかりやすい口調で教えていただけるものと思います。
それではみなさま、ごきげんよう。