花研コーヒーブレイク
今週の中央通路はチューリップ 香りにトライ!
2020.01.29
こんにちは。ボンジュール内藤です。
今週の中央通路では、チューリップフェアが開催されています。
旬であることも理由ですし、愛妻の日に向けた宣伝でもあるようです。新潟、富山、埼玉というチューリップの大産地が揃った合同開催です。
朝は固く閉じていたチューリップが、昼ごろになると程よく花弁を開いていました。
毎年色や形を小欄でちょっとずつ紹介していますが、今回は香りの切り口から。ほんのり微香のものからしっかり香るものまであります。香りのタイプも同じチューリップとは思えないほどいろいろあります。今回の展示の中で香りがした品種をいくつかピックアップしました。
ピンクミラクル。この花姿と香りがまさにミラクルです。
レディーマーゴットとマリージョー。ほんのりですがそれぞれに香りがします。
ブルーダイアモンド。こちらは開花すると比較的しっかりとした香りがあります。覚えやすく商品イメージとマッチした素敵な名前です。
アバンギャルドとスプリンググリーン
イエローマルガリータとフラッシュポイント
左がファーストクラスで右が桃太郎。この桃太郎がまた香りも姿もネーミングも素晴らしいではありませんか。
恋心とマンゴーチャーム。いずれも微香。
マンマミーアとカバナ。
モンテスパイダーは今回の展示の中でもかなり目を引きます。香りも比較的しっかりあり、色香形の3点で二重丸かと。
モンテオレンジやベロナも良い香りがしていました。
ネグリタとネグリタダブル
ベロナサンライズとアプリコットパーロット
ダブルプライスとアリソンブラッドリー
フレミングマルガリータとホームラン。
ダブルプライス
マリットはセンティアさま(富山)からのご出荷。2016年フラワーオブザイヤーOTAで特別賞を受賞されました。香りもあったのですね。
コニャックも香り充分。ブランデーコニャックの香りではありませんでしたが・・・
チューリップもかなり芳香率が高いようです。顔を近づけてみると、どの品種も意外と芳香があるものです。
そして、今回の展示の中で、芳香ぶっちぎりナンバーワンはこちら。ポリクローマです。
姿も大変かわいらしくツボミの時から、原種を思わせるスッとした姿が個人的にお気に入りでしたが、清楚な姿の割に強光を放つ強者でした^^
朝見たときにはこんな感じでしたが、昼には上の写真のように開花していました。
今日のところはあまり香りがしなかったけれども(時間や開花ステージが変われば香る可能性もあります)、ついご紹介したくなってしまったのがこちら。
ブラックパーロット。朝はこんな感じ(写真左)でしたが、昼になると右の写真のように展開。花の印象がだいぶ異なりますね。
チューリップの香りに関しては、国の農業研究最高機関である農研機構でも研究が進められています。
昼になって開花したといえども、今週は大寒らしくしっかりと寒いので、チューリップも口先を広げながらも花姿は間延びせず、だいぶ調子がいいようです^^
よろしければ2階中央通路まで足を延ばして香りも嗅いでみてくださいませ。
それではみなさまごきげんよう。