花研コーヒーブレイク
トレーサビリティの表現は二又だ 「産地うんちく探検隊」隊長が次の記事を作成中です
2020.01.30
こんにちは。ボンソワール桐生です。
日本社会は成熟したと言われています。高齢化ということではなく、消費の仕方によるものです。
モノ不足の時代からモノ余りになり、商品の背景・履歴までも重視するコト消費になったという説明です。さらにトキ消費に深化した行動もあるのですが、今日はいわゆるモノからコトというキーワードで話を進めてまいります。
商品の来歴や背景という言葉は、トレーサビリティと言えば科学的な表現でしょうが、うんちくと言えば柔らかい感じとなります。いずれも同じことを示しています。
世界中で通用するのがトレーサビリティ、様々な認証機関が製品製造過程の審査を行い、妥当なレベルで世に送り出されたと認証します。
一方、国内で人気があるのはうんちくです。〇〇さんが作った、甘い柑橘、瀬戸内海の空気と光が・・・というニュアンスです。
花の業界でも大手専門店ではうんちくを取り入れた商売が盛んです。定期的にフリーペーパーを発行し、そこには産地紹介、品目紹介のうんちくページが必ずあり、消費者のもっと知りたい欲求を満たし、購買時の満足感を高めます。
大田花きの産地うんちく探検隊は、業界と消費者をつなぐ生花店もうならせ、成熟した消費者を十分満足させるための記事が満載。まさにうんちくの為のうんちく。英語でいえばうんちくof うんちくずとでも言えるコンテンツです。(←英語になってないじゃん。by ボンジュール)
行ったことがなくてもその生産地の空気感すらも感じることができます。ぜひ一度ご覧になってください。
一方で、これまで一度も花を購入したことがないという人もいます。そういう方を誘うフリーペーパーがあってもいいですねえ。
それではみなさま、ごきげんよう。