花研コーヒーブレイク
謹んで新春をお祝い申し上げます
2020.01.06
本年も皆様のご健勝と、事業の益々の発展を心からお祈り申し上げます。
今年の年末年始はその日巡りから、いつにも増して休暇を十分にいただき、日頃できないこともさせていただくことができました。数年ぶりに年越しそばも手打ちしました。年内にやろうと思っていて、できなかったことも多々ありますがこれは時間のせいではなく、自分自身の悲しい性と思って反省しつつぼちぼち行ってまいりたいと思います。
さて、そんな年末にたまたま拝見した大坂なおみ選手の特集番組。
その中で、大坂選手は、「チャンピオンになるよりも、レガシーになりたい」と言っていました。本人としては注目されることは苦手だけど、いかに子どものあこがれの選手が重要であるかを知っているとも。世界から注目されたからには、あるべき姿を追求するという姿勢なのだと思います。勝ち負けだけがプロスポーツ選手の使命ではなく、もっと果たす責任があると感じているのでしょう。22歳の若さながら、この視座の高さはすごいと思います。
強い選手でないとなかなかレガシーにはなれませんが、強い選手だからとってレガシーになれるわけではありません。大坂選手が目指す選手は、例えばウサイン・ボルトやマイケル・フェルプス、バスケット・ボールの誰か(コービー・ブライアンでしたっけ?)などを挙げています。
つまり、プロスポーツ選手としての社会的責任を果たすとは、勝って賞金を稼ぐことだけではなく大坂選手のように子供たちに夢や希望を与えたり、人々のモチベーションとなったり、契約企業の力になったり、多角的なもののように思います。
同じプロテニスの世界なら、政情不安だったセルビアへの偏見を払拭し自国の地位を向上させたジョコビッチ選手(セルビア;彼は幼い時に英国より移籍のオファーがあったが、練習環境が整った英国に行かずに自国の旗を背負って努力した人と聞きます)、アフリカのマラウイに学校を設立したフェデラー選手(スイス)も同様の印象です。
これを企業活動に置き換えるとすれば、試合に勝利することは売上を上げること、レガシーになることは事業を通じて社会に大きく貢献することと重なるように思います。売上を上げればそれだけ税金を納めることになりますから社会に貢献していることになりますが、そればかりでなく同時に日本国民に幸せを感じていただき、お取引先様の事業が益々繁栄するようお手伝いしていければ、企業としてあるべき姿を実現し、大変素晴らしいことと思います。
私どもは小さい企業ではございますが、日本人として活躍される若い大坂選手を見習って視座を高く持ち、社会に貢献できる企業として成長してまいりたいと思っております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・