花研コーヒーブレイク
2020年に流行りそうな食材(普及しそうなもの)その①
2019.12.24
こんにちは。ボンジュール内藤です。
今日は、何となくですが2020年に流行りそうな食材について、アンテナが立ったものをご紹介したいと思います。
ま、なんといいますか、一消費者としてです。食の業界について調べているわけではなく、自分の目で見たり聞いたりして、昨今これは流行る兆しなのかなと直感的に思ったもの。ですから、もちろん流行るとは限りませんが、きっと流行るのではないかと予想しご紹介まで。(あくまでも話題提供です)
1つめはボンソワール桐生からの紹介です。
①山形4号
山形市内に「紅の倉」という直売所がある。そこで購入した食用菊が実家から届いた。早速、茹でてホウレンソウとあえたお浸しを作る。
かなり美味い。
食用菊は昔から食べているが、これほどマイルドで風味豊かな菊は食したことがない。品種かと思うが袋を捨ててしまったのでもはやわからず。おぼろげながら「山形4号」と書いてあったような。
日頃、都内スーパーで毎年食用菊を購入するが、都内売場の品質は最悪だ。そもそもそれほど売れるものではないのだろうが、古すぎる在庫を並べている。ぱっと見はわからないのだろうが、時間が経過した食用菊はまずい。えぐみが増える。
今年購入した食用菊は芯のおしべ部分にカビが生えていた。一輪二輪ではなく相当数だ。(ひどい!)
こんな状態で食品スーパーの棚に並んでいても誰も気がつかないほど売れないものだろう。
とある実験で使いたかったのでそれらは捨ててしまったが、とほほな現状だ。
一方、山形4号(と思われる品種)は素晴らしい。鮮度も良かったと思うが、えぐみなくパクパクと食べてしまった。
こうした食味が改良された品種において、しっかりと鮮度管理がいき届けば、食用菊の需要拡大はまだまだ伸びしろがるだろう。
昨今エディブルフラワーが流行っているくらいだから、上記条件が満たされれば食用菊もブレイクの予感大。
尚、都内で見かけたことのある食用菊の生産地は、山形、秋田、沖縄。沖縄は観賞用のキクを12-3月。花市場で勤務しているだけにさすがに取扱いはあるが、食用菊もありスーパーで見かけた時は驚いたものだった。
新潟も食用菊の文化があり生産があるが、首都圏で見かけたことはいまのところない。
(☆関西の生産地もあると聞くが、関東で見たことがないのは物流のせいだろうか)
明日は、この続きで2つ目と3つ目をご紹介したいと思います。
それではみなさま、ごきげんよう。
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