花研コーヒーブレイク
クリスマスのバラの一本買いに幸せを載せてみる
2019.12.23
こんにちは。ボンジュール内藤です。
2019年ラストスパートを迎えた最後の1週間は、(個人的な業務でいけば)書き仕事ばかりが集中しています。
花卉仕事×書き仕事・・・
そんなことを書いているこのブログも、書き仕事の一つ((φ(・ω・ )カキカキ
さて、今週末に店頭で販売されていた生花店の方にお話を聞いてみましたら、クリスマス前最後の週末だけに赤バラを買いにいらした方がぼちぼち多かったとか。(某生花店のお一人に伺っただけですので、局所的なお話です。ご了承ください)
赤バラ1本買いや白バラなどと併せてクリスマスアレンジをオーダーされたり。その多くは若手の男性だったのだそうです。
そこで赤バラの1本買いについてひらめきました★★★(ホント?!)
クリスマス(に限らないかもしれませんが)の「赤バラの1本買い」は、きっと別のギフトへの添え物的な需要ではないかと想像。となると、剣弁のスタンダードなバラをキレイにラッピングをして販売されるのが通常パターンですよね、きっと。
であれば、そこには日持ちがどうとか、切花栄養剤が不要か否かとか、品種へのこだわりとかあまり関係なくなってきます。つまり、小売店さんとしては値段で仕入れるのが定石になってきます。そりゃそうですよね。
しかし、ここに一つお客様への楽しさや幸せ感を添えてみると話は変わってきます。
そこで、ひとつjust ideaまで。
「一本買い」の赤バラ占いです。(赤バラでなくてもいいかもしれませんが)
品種をあえてミックスにして、剣弁ばかりでなくクオーター咲きやロゼット咲き、カップ咲きなどを混ぜて、その咲き方でお客様に占いを楽しんでいただくというものです。
たとえば、ロゼット咲きに開いたら「抱えきれないほどの幸せがやってくる」、カップ咲きに展開したら「優美な輝きが身に付く」、剣弁咲きなら「知的が増して成功」などとして、咲き切るまで楽しんでいただく。とすれば、栄養剤も必要になってきますし、日持ちも重要です。
占いの内容は生活者の幸せを思い、もっとも生活者に理解のある生花店さまが考案するといいでしょう。
もちろん業界の方はツボミや開花の固い状態である程度咲き方の判断は付くでしょうが、一般の方はなかなかわからなかったりします。
こう咲いたらコレ、というのを3-4パターン、POPに示しておけば購入する人もくじ引きのようで楽しいでしょうし、もらった方もワクワクします。その後に「どんな花が咲いた?」と、ギフトの送り主ともらい手の間でコミュニケーションが生まれてくるでしょう。バラはその場限りの飾りではなくなると思うのです。
そんな幸せをバラの(その他の花でも)一本買いに載せてみてはいかがでしょうか。
それではみなさま、ごきげんよう。
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