花研コーヒーブレイク
ノーベル賞授賞式の花
2019.12.11
こんにちは。ボンジュール内藤です
昨日はノーベル賞授賞式でした。
その前のスピーチの際は会場にアマリリスが使われているのだけはわかりましたが、あまりズームショットがなく他の花ははっきりしませんでした。
昨日の授賞式の時も、やはりどのような花を使っているかわかりませんでしたが、バラとガーベラだけは何とか認識できました。
壁面上部の丸い部分にも花が埋め尽くされているようです。
これらの花は、アルフレッド・ノーベルさんが晩年に過ごしたイタリアのサンレモからの贈り物なのだそうです。
リチウムイオン電池の開発で日本人受賞者の吉野先生と共同開発されたグッドイナフさん(Mr.Goodenough)。
現在97歳でノーベル賞受賞者の中で最年長者だそうですね。素晴らしいことでございます。
97歳でノーベル賞受賞とは、Mr.Goodenoughもgood enoughですが、吉野先生も相当good enoughですね。(すみません)
↓授賞される吉野先生
椅子やたすきは青と黄色のスウェーデンカラーになっているのですね。湖と太陽を示していると聞いたことがあります。
晩餐会の花もまた注目していましたが、小さな映像からは品目を特定できず。アネモネとガーベラがあったことだけはわかりましたが。
朝日新聞の記事によると、晩餐会の花装飾を手掛けたのは、スウェーデンのフローリストのペル・ベンジャミンさん(1970年生まれの49歳)。今年で5年連続晩餐会の花を担当しているようで、今年はバルト海の群島地域の夏の野原をイメージしたのだそうです。
晩餐会に用意される花は200セット。バラなど20種類の花が使われ、葉物、枝物を入れると全部で2万5千本使用。中には日本から輸入したグロリオサもあるのだそう。25人のスタッフで準備を進めてきたのだとか。
ノーベル賞の晩餐会(2019)のテーブル装飾は、こちらのベンジャミンさんのFBで詳細をご覧いただけます。
こちらは晩餐会でスピーチをされたノーベル文学賞受賞のオルガ・トカルチュクさん。ステージの花はテーブルコーディネートの花に合わせてチョイスされているように思いますが、コチョウラン(ピンク?)らしき花がバックに見えます。
これだけ会場が花で埋め尽くされたら、何万本と使われるのもうなづけます。
ペル・ベンジャミンさんのチームは、相当忙しい日々を送ったことでしょう。
いや~、それにしても吉野先生が「一番食事が楽しみ」とおっしゃっていましたが、素晴らしいのは花だけでなく晩餐会のメニューです。
本当にどれもおいしそうです。
こちらのページには遡って1901年のバンケットメニューから掲載されています!
さて、今晩のNHKの「趣味どきっ!」(21時30分から)は、「花と暮らす」をテーマにした生活の中で生ける花。ブルゾンちえみさんが毎週イケメンゲストと花いけに挑戦します。今日のテーマは「どんな場所でも器でも」。よろしけばご覧になってみてくださいませ。
もう一つ、番組告知です。
昨日の小欄でもお知らせ致しましたが、毎週木曜日の夜に放送されている「モニタリング」というテレビ番組で、武蔵小山(品川区)の生花店さんに菜々緒ちゃんがフローリストを装って降臨するようです。俳優の福士蒼汰さんが気づくかどうかという観察企画があるという噂!!
もしよろしければ、ご覧になってみてくださいませ♪
それではみなさま、ごきげんよう。
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