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2020未来予測 キーワードは“変化本番” by 博報堂

2019.11.25

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

10月下旬、博報堂生活総研が「2020年ヒット予想ランキング」を発表しました。生活者が選ぶ2020年のヒット予想から、キーワードを“変化本番”としています。これまであった小さな変化が大きくなり、本流となり始めるということだそうです。なかでも5つのカテゴリーにおいて変化本番を迎えるとまとめています。

 

・・・以下、博報堂のHPより引用・・・

 

1. グローバルイベントによる「変化本番」

56年ぶりの開催となる「東京2020オリンピック・パラリンピック」(1位)と、それに伴って増加が予想される観光客向けの「外国人向けサービス」(14位)に注目が集まった。

 

2. 次世代通信による「変化本番」

来年の実装が予定されている次世代通信「5G(ファイブ・ジー)」(7位)と、それによる「IoT(Internet of Things)」(23位)、「eスポーツ」(19位)の進化に期待が集まっている。

 

3. キャッシュレス化による「変化本番」

「消費増税」(10位)に伴いポイント還元が実施される「キャッシュレス決済」(3位)、「QRコード決済」(5位)が上位となった。

 

4. 働き方改革による「変化本番」

「働き方改革」(23位)を受けて「副業」(19位)がランクインしたほか、空いた時間を活用できる「個人が配達するフードデリバリー」(26位)や「フリマアプリ」(17位)といった新しい働き方・稼ぎ方にも注目が集まっている。

 

5. 超高齢化による「変化本番」

「高齢ドライバーの事故防止策」(4位)、「自動運転システム搭載車」(8位)に注目する声が多く集まった。

また、「資産形成・資産運用」(26位)や「終活」(22位)など、長期化する人生に自ら対処しようとする動きも高まっている。

 

 

・・・引用終了です・・・

 

 

詳細はこちらからご覧いただけます。

 

 

2020年から現在の潮流が膨らみ、「本番を迎える」というタイミングは、当社が花トレンド変化の指標としているサイクルと偶然にも合致しています。(まあどうにでも捉えることができるといわれればそれまでですが)

社会の変化にはある分岐点があり、博報堂の方とお話ししているとその分岐点の認識がほぼ同じであることに気付きます。業界や商品によってその分岐点の後に迎えた結果はまちまちだったとしても、社会を捉える上で抑えるべきポイントは同じということかなと思いながらお話を伺っていました。

 

今、過去の数十年を振り返って思うことですが、花の業界にとって分水嶺を迎えてからというもの、数字だけを追えば下り坂を歩んできたかもしれません。その時に分水嶺に差し掛かったこと気付いていれば少しは結果が違っていたかもしれませんし、もしくはやはり変わっていなかったかもとも思います。しかし、下り坂だったかどうか以外に花の業界はあらゆることにチャレンジし、改革し、確信し、進化してきたことがたくさんあります。そして、まだまだそのチャレンジは継続中です。きっとまた分水嶺を迎えることが近い将来あると思いますが、仮説を持って認識し、対応していきたいと思います。

 

博報堂の方からは、変化というのはチャンスとリスクがありますが、花の業界においてはぜひチャンスに変えてくださいというメッセージもいただきました。

 

 

ちなみに、こちらが「生活者が選ぶ2019年ヒットランキング」トップ10

1.タピオカ文化

2.ドライブレコーダー

2.消費増税

4.新元号

5.キャッシュレス決済

6.高齢ドライバーの事故防止策

7.東京2020オリパラ

7.QRコード決済

9.インスタ映え

10.AI(人工知能)

・・・続く

 

なのだそうです。

 

花の業界でも、ヒットした10品目を個人的にピックアップすることはできますが、主観に偏りすぎますので、ここはデータと投票によるフラワーオブザイヤーOTAの結果にぜひご注目いただきたいと思います。

 

■フラワーオブザイヤーOTA 結果発表と表彰式

12月6日(金) 朝6.50-7.00 大田花き セリ場にて

 

最優秀賞は、この品目カテゴリーでは、フラオタ15年目にして初の最優秀賞受賞です。

「この品目でも最優秀賞取るんだ~!」と驚かれるかもしれません。

はい、その通りです。データによる抽出、大田花き営業本部によるノミネート、買参人さまによる多数決なので、かなりフェアに選考していますし、コケでもカボチャでも大田花きにご出荷いただいたものはすべてその生産者様とともにエントリーされていますので、どのようなものでも最優秀賞を受賞するチャンスはあります。意外な品目からの受賞かもしれませんが、販売やデザインに携わっている方からすれば、納得の受賞とも言えるかもしれません。

 

優秀賞は、開発16年、ぴょこ~んと圃場の端っこに飛び落ちた1粒のタネから生まれた変異種を固定して、増やしてご出荷してくださった奇跡の花です。透き通るような水色がとてもきれいなあの花。この品目が受賞することはフラオタ史上初です。

 

そのほか、全部で4賞、4生産者様を発表いたします。表彰式には受賞さま全組ご来場されます。

ぜひご注目いただけると幸いです。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

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