OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

「温度時間値」のリミットを可視化する

2019.11.21

こんにちは。ボンジュール内藤です。

花を含む生鮮品の輸送に関して「温度時間値」という考え方があります。

例えば収穫してから市場に届くまでに「温度(℃)×時間(hours)」を計算したときに、その値はいくらになるかを見るのですが、輸送時に20度が25時間続けば、20×25で500温度時間になります。

ヨーロッパや米国では500時間以内はスタンダードなのだそうで、それだけコールドチェーンが確立していると解釈できるわけですが、日本では季節によってなかなか現実的な数値ではなくなるので、1,000時間バージョンも作ったということです。

その500温度時間値、1,000温度時間値が経過したことを可視化できるすごい商品がフローラルイノベーション内インパック様のブースでで紹介されていました。

こちらです。

IMG_2322

写真の左右は同じものです。

右の白いものが未使用のものですが、一つの袋の内部が2部屋に分かれていて、それぞれ異なる液が入っています。

スタートするときに袋に指で圧力をかけると部屋の仕切りがなくなり2液が混ざり、温度時間値を計測開始します。500時間を超えると、写真の左のように黒くなるのです。

これ、すごくないですか。

かなりすごいです。

500と1000バージョン。パッケージ色が違うので一見してわかるようになっています。

IMG_2323 IMG_2324

これに関するセミナーが20日の16時30分からありましたが、会場で別の会議があり、詳細を伺うことができず残念。またの機会にぜひ勉強させていただこうと思います。

本件、ご興味がございましたら詳細はインパック株式会社様にお問い合わせくださいませ。

それではみなさま、ごきげんよう。

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