花研コーヒーブレイク
台湾リポートその②
2019.11.01
こんにちは。ボンソワール桐生です。
霜月に突入した本日は、先週出張した台湾レポート②をお届けします。
写真は台湾で乗車した新幹線と新幹線からみたのどかな田園都市の風景。
日本の新幹線に似ているでしょう。日本の新幹線です。運行管理技術ともに輸出しているそうです。
こちらはロビーの装飾。ウンリュウヤナギとアジサイがメインに使われています。大変整った造形でした。
会場となった洋ランの生産団地。
左側のグレーのハウス内で洋ランが作られていて、道路が見えなくなるあっちのほうまでずっと続いている超巨大生産団地なのです。
元々は台湾精糖の土地だったそうで、広大なエリアに洋ランの団地が並びます。会場前で記念撮影、実は会議後だったので既にリラックスしてます。
宴会場でのひとコマ。フォーラムの宴会でありますが、ベトナムからの研修生10数名も研修最終日との事で一緒に盛り上がりました。
台南市は台湾最古の都市だそうで、史跡も豊富。翌日ツアーのお誘いもいただきまいたが、帰国のため台北に移動し、台北松山空港近くにある「台北花卉」を訪問。
卸会社1社に対して仲卸的なホールセラーが200社入場しています。伺うと5年ほど前に今の商業エリアに移動してきたとのことです。
辺りには新しいスーパー(カルフールやコストコなどの外資系に加え地元系のスーパーも)等も展開されて勢いのある地域です。
問屋街を見せてもらいました。
台湾産、輸入品と様々な商材が並びますが全体清潔感があります。花ももちろん新鮮です。病害等見かけませんし、通路にゴミもありません。商品の束毎の揃いもいい。つまり、品質でいうところの商品品質も市場品質もいいのです。
問屋さんも専門性があるようで、扱っている商材は店ごとに傾向があります。
エダモノが強いところ、グリーンが多いところ。グリーンを大量に用意するお店が多くあります。一方でエダモノは少なの印象です。小花系でもイネ科のものは少ないようです。
鉢物の問屋さんは更に専門店化しており、洋ラン、花鉢、多肉、バンブー屋さん(ミリオンバンブー、つまりドラセナ屋さんですね)と別々でした。
問屋さんではだれもが購入できるので、生花店の仕入の人ばかりでなく一般の方も買いに来ます。花束やアレンジを請け負うところもあり、何店かの店先で作業している商品を見かけました。シンメトリーで同系色を使ったお祝いアレンジが多くありました。
台湾から日本に遊びに来たことのある人達に聞くと、日本のアレンジは色々な色を使い、更に繊細で細かい、台湾と全然違うと言っていました。
とはいえ、いまどきSNS等で写真で一斉に共有されますから、いずれ同じようになるだろうと思います。そのように回答しました。
それでは、みなさまごきげんよう。
良い週末をお過ごしくださいませ。
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