花研コーヒーブレイク
Merry Christmas!
2011.12.24
花研より皆様にMerry Christmas!!
↓野良トナカイです。(当社撮影)
トナカイの毛皮を使ったサミという北欧原住民の靴↓
芝やリボンを飾ってデザインしてあります。
トナカイと言えばサンタの相棒ですが、サミ族はトナカイを労働力や移動手段として使ったりするだけでなく、毛皮や革を防寒(被服、家具など)に使い、角を道具にし、肉を食べエネルギーとしていました。
サミ族にとってはトナカイは生活になくてはならないものだったのです。もちろん無駄に捕獲はしません。常に共存。相棒なのです。
トナカイという名前はアイヌ語のtunakkay(トゥナッカイ)からきているようです。江戸時代にこう呼ばれるようになりました。和名は「人に馴れた鹿」という意味から「馴鹿」(じゅんろく)といいます。
そもそも日本には生息しない動物(仮想の動物だと思っている人も中にはいらっしゃるのだとか)やサンタクロースという存在(実在か仮想かは別にして)を含め、クリスマスという文化を丸ごと受け入れてしまう日本人の柔軟な土壌がすごいと思います。一神教ではなく、八百万の神を受け入れる神道が根付く土地ならではの文化だからでしょう。よしあしは別にして、全体としては神様に深いこだわりはないのです。クリスマスの意味なんて考えません。考えていたら楽しめませんから。
クリスマスを宗教として捉えている国々ではわたしたちにとってのお正月を迎えるような意味合いがありますが、(多くの)日本人にとってのクリスマスは楽しむものなのです。
今年もクリスマスを楽しみたいと思います。仕事ですが楽しみます。
皆様にもMerry Merry Christmas!