花研コーヒーブレイク
名前のローマ字表記について
2019.09.05
こんにちは。ボンジュール内藤です。
昨日の読売新聞の記事ですが、読売新聞社が行った調査によると、自分の名前をローマ字で表記するときに、「名―姓」の順で書く人は64%で、「姓―名」の順で書く日を大きく上回ったと。しかし、柴山文科相と河野外相は今後「姓―名」順の表記を推奨すると表明しました。これに賛成した人は約6割。
アタクシ自身はといえば「名-姓」の順で書くことがほとんど。というのも、海外で書く書類はフォーマットが決まっていて、first name — SIR NAME(or FAMILY NAMEなど)—とあるので、それに従って書いているということ、またフォーマットがなくてもそれが海外での誤解・間違いを未然に防ぐ順番であることと理解し、そうしているように思います。つまり、フォーマットが特になく自分の名前を紹介するときも、「名-姓」の順で言った方が、最初の名前がFirst Nameであるということを認識してもらいやすいということ。相手の理解を促すために相手の習慣に則り「名-姓」順を使っているように思います。もちろん英語教育の段階でそうしましょうと言われたことも大きいでしょう。一方で、海外にステイしている日本人に手紙を書くときなどは、実際ローマ字でも「姓―名」で書くこともありました。あえてひっくり返す必要はなく、その方が自然だと思ったからです。
2000年には「人類が持つ言語や文化の多様性を人類全体が意識し、生かしていくべきである」という理由から、「姓-名」順の表記が望ましいと国語審議会で結論付けられました。20年経った今においても定着の気配はありませんが、五輪を前に改めて推奨する機運が高まってきているようです。
「名-姓」が国際基準かと思いきや人名表記に国際基準はなく、自分の名前をどう名乗るかは個人の自由なのだそうです。アタクシの場合はBonjour NaitoでもNaito Bonjour、どちらでも構わないということですね。とはいえ、姓と名の響き(音)が紛らわしい場合もありますので一定のガイドラインはあった方がいいでしょうね。ガイドラインに関わらず、アタクシは暫くBonjour Naitoで参りたいと思います。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
さて、『フラワービジネス手帳2020』のオプショナルブックカバーをご用意しました。黒系の落ち着いたトーンがお好みの方はコチラをご利用いただけると幸いです。
プリントアウトの上、チョキチョキとハサミで切ってビニールカバーに差してご利用くださいませ。
それではみなさま、ごきげんよう。