花研コーヒーブレイク
シェアするサービスのうち、シェアモビリティ(電動自転車)でらくらく移動したので何か考えた話
2019.08.22
こんにちは。ボンソワール桐生です。
「シェアリングエコノミー」という言葉があります。インターネットを介して個人間取引、場所やモノの貸し借りを行うサービスです。その一つであるコミュニティサイクルというサービスをご存知でしょうか。事業者はNTTドコモの子会社で、都内のいくつかの区と地方都市で電動自転車をシェアできるサービスです。
事業者が準備した拠点(サイクルポート)に電動自転車が停めてあり、パスコードを入力するなどして開錠の上、利用します。都内で赤い自転車が走っているのをよく見かけますが、あれです。返却の時は借りた場所でなくてもよくて、いずれかの拠点でいいようです。区をまたいでもいいようです。
料金体系は時間制だったり一日乗り放題など様々な設定があります。
さて、来年のオリンピック開催時期に渋滞するだろうと、自転車での移動を考えています。また、その自転車は購入したらいいのか、このようなシェアリングサービスを利用したらいいのかも検討しています。
偶然自宅傍にコミュニティサイクルの拠点(ポート)がありました。大田市場の近くですと流通センターに拠点があります。一度試してみたのですが、拠点までは多少歩くとしてもコミュニティサイクルの料金・サービス・機能は妥当だと思いました。
ふと思ったのですが、こうした新しいサービスが選択される為には、「消費者の課題を解決するんですよ」という説明だけでなく、使いたくなる目新しさも必要だと思います。レンタルサイクル自体は昔から地方観光都市にはありました。これがぱっとスマホで管理支払できますというところが現代的でいいわけです。
花の消費拡大について言えば、これまでの相当な調査から課題は見えているのではないでしょうか。その課題を解決するだけでなく、皆さんが注目するような目新しさ、見せ方もいるでしょう。自転車をこぎながら(とはいえコミュニティサイクルは電動です・・・)そんなことを思った次第です。
花き業界で導入できる注目を集めやすい仕組みってなんでしょうか。サブスクリプションは一つ候補ではないかと思います・・・。
それではみなさま、ごきげんよう。
追伸
さきほど新聞一気読みをしておりましたら、日経MJ8月9日版にシェア自転車の特集記事がありました。ご参考まで。