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イベントのご紹介:切花本格出荷20年目にダリアの未来を作る会開催 みんな秋田にあつまれ~!

2019.08.13

こんにちは。盆ジュール内藤です。

明日はお盆の迎え火。お墓まで迎えに行きたい気持ちはやまやまですが、業務でどうしても行けないのでひとまずお迎えは家の人にお願いして、あとから家で合流したいと思います。

なにより台風の襲来が心配です。何卒ご用心くださいませ。

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さて、本日はダリアに関するイベントのご紹介です。

花き流通業界の一時代を築いたともいえる黒蝶やカマクラなどの切り花の大輪ダリアですが、なんと今年で20年になるのだそうです。そうでしたか~、20年。大輪ダリアの切り花流通が一般的になったのは、つい最近という印象でしたがあっという間に20年。私たちの目に頻繁に触れるようになる前から、多くの方々のご尽力があったということの証左ともいえるかもしれません。

 

さて、そのような記念すべき20年の節目に日本ダリア会主催で「大輪ダリア切り花20周年記念大会」開催されます。

開催要領は以下の通り。

2019年9月27・28日(金・土)

 

27日:ホテルメトロポリタン秋田にて12時45分からシンポジウム、19時から情報交換会

 

28日:現地検討会(秋田国際ダリア園)

   8時30分頃秋田駅集合、13時ころ解散目途

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詳細はこちら

 

イベント案内PDF 

 

大輪ダリア切り花は2000年から本格的な出荷が始まりました。平成の花き消費低迷の中にあってダリアだけはまさに勝ち組品種で、出荷額はうなぎ昇りに伸びていきました。不思議な国のアリスに出てくる喋る花ではありませんが、ほかのどの品目から見てもダリアはため息が出るような花型品目。太刀打ちできないほど圧倒的人気で、花に感情があるとすればあらゆる品目はダリアを羨ましく思っていたことでしょう。

 

一方で、近年においては生産・流通・販売・育種の各分野で少しずつ課題も出てきているようです。 新商品のデビューにはそれぞれステージがあります。駆け出しでギュイーンと伸びていくときがあれば、成長は踊り場に出て全体を見渡す必要があるステージが必ず来るものです。

ちなみに、先週小欄でご紹介したトルコギキョウと同様、ダリアも『フラワービジネス手帳2020』の「切花品目別天気図」に分析結果(過去5年間の取引)をプロットしております。それはトルコギキョウと同じ場所なのですが、ちょっと意外な所にいます。

 

この度の記念大会は、ちらほらと新しい課題が見えてきた昨今、20年の節目を記念して我が国の貴重なオリジナル品目をこれからも大事に育んでいくためにも、ダリアや切り花流通を真剣に考える人、あるいは興味のある人たちが一堂に会して、現状を共通認識として持ち、それぞれにダリアの将来を考え未来を作っていく機会になればという思いから開催に至りました。(主催者)

切り花ダリアに死角なしと言わんばかりに出荷額は増えていきましたが、多くの方が抱いているであろう日持ちについては複数の専門家が招かれ様々な見地から講演されます。

 

是非秋田にご参集いただければと思います。また、花き業界に様々な形で携わる多くの方とも交流できる良い機会となるに違いありません。どなたでも参加できるようです。本件に関するお問い合わせは日本ダリア会まで。

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それではみなさま、ごきげんよう。

台風が何の被害も残さず上空を過ぎ去ってくれることをひたすら祈ります。

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