花研コーヒーブレイク
デジタル社会で油断して手痛い経験。人生に大切なのは整理と管理!?
2019.07.30
こんにちは。ボンジュール内藤です。
先日、ある手続きをしようと思ったところパスワードを忘れたことで、かなり手痛い思いをしました。すでにその手続きはキャンセルできないところまで来ていたのですが、途中で失念していたパスワードが必要になりどん詰まりに追い込まれた気分でした。
デジタル社会を甘く見ていたつもりはありませんが、そのパスワードに関しては完全に油断しました。それほど重要視していませんでした。ココであのパスワードが必要になるとは、という思いです。思い当たるパスワードを色々と入れてみましたが、すべて弾かれ顔面蒼白。何度かトライしているうちにロックがかかり、ロック解除のためのプライベートな質問も全部誤答。とほほ。
これは本当に「私が設定したのか」と思うほど何をやっても大外れでもう誰にも何もできない状態に。そこに時間的な期限もでてきて、絶望状態でめまいで体が倒れ込み始め、もうこのまま地面に飲み込まれて土に還ってしまいたいと思うくらいの諦観×焦燥感。
結局どうしたかというと一度自宅に戻り、思い当たる秘密のノートを片っ端からめくって確認。思ったところにはなかったのですが、いくつかのノートを見ているうちに意外なところに乱書きしていたパスワードを発見。
少なくともこの時点では、それほど重要だと思っていなかったことがわかる状態でした。そのパスワードを以って、もう一度手続きに戻りトライしてみたら、それは合っていたわけですが、それでも色々と支障が出て、時間切れのこともありやむを得ずいくつかのデータを失いました。
ひどい経験でした。
自分の認識の甘さとだらしなさのツケがまわってきてこっぴどく怒られた感じです。だいぶ凝りました。
その日はそれ以降の全ての予定をキャンセルし(というか、時間をかけすぎてキャンセルせざるを得なくなった・・・)、すべてのIDとパスワードなるものを洗い出し、重要度別に項目を分けて整理、記録しました。まだ忘れているものがあるかもしれませんし、そのことによって今回以上に痛い思いをするかもしれません。しかし、できれば同じ轍を踏みたくないので今できることをすぐにやるということが精いっぱいのところです。
しかしまあ、このデジタル化に付いていけなかった苦い経験は自分の背筋にもう少し強い鋼を入れるための良い教訓となりました。今はパスワードばかりでなく、書類の整理、情報の整理、所有物の整理、身の回りのもの全てをミニマムに整理して、管理することの重要性を痛感しています。
占い師のゲッターズ飯田の本に、2019年はとにかく身の回りの不要なものを捨て、こざっぱりするのが今年の使命であると書いてあります(アタクシの場合です)。2019年もあと5か月。この間に不要なものを処分し、生活のトラブルを未然に防ぐべし。まあ、こういう時に必要なものまで処分してしまうのがアタクシあるあるですが、十分気を付けたいと思います。片付けコンサルタントの「こんまり」さんが世界各地でウケルのもよく理解できます。整理と管理は健やかに生きるための最低条件なのですね。
それでは、みなさまごきげんよう。