花研コーヒーブレイク
農業生産従業員のための熱中症対策について・・・の記事
2019.07.03
こんにちは。ボンジュール内藤です。
この時期、熱中症対策は老若男女、誰にとってもマスト。最近では、特に運動していなくても家の中で熱中症になるケースもあるそうですから、外で仕事をしている人はなおさらです。冷房のないハウスの中の気温は、まさに殺人的に上昇します。
同じハウスの中でも気温は一定ではない場合もあります。部分的に—keep out!!—とテープを引きたくなるくらい暑い(いや、むしろ「熱い」)ところもあり、その部分に足を踏み入れようものなら思わず悲鳴を上げてしまいます。そのような中でよく生産者さんは体調管理と農作物の管理をされているなと思いますが、一方で、危険が伴っていることは間違いなく、実際ハウスの中で熱中症で倒れて、発見が遅れ惜しくも命を落とされてしまうというニュースも聞いたことがあります。
そのような夏の作業の熱中症対策は海外でも同じのようで、熱中症対策に関するアドバイス記事が届きました。記事は、主に企業家に従業員の熱中症対策を施すよう促すもの。具体的には以下のようなことに気を付けましょうとありました。
・従業員に水・休憩・日よけを提供する。
・とりわけ新しい社員、従業員は暑さに慣れるまで、より頻繁に休憩を取らせるようにする。
・熱中症を避けられるよう、また熱中症の症状を識別できるよう従業員をトレーニングする。
・従業員が様子がおかしくなってきたらよく観察する。
そして、従業員が仕事中に自分の身を守るために行うことは次の通り。
・のどが渇いていなくても15分ごとに水を飲む。
・日陰で体を休める。クールダウンする。
・明るい色の帽子とウェアを着用する。(熱を吸収しにくいようにだと思います)
日光の当たる場所で作業すると、ヒートインデックスが15度上昇する可能性があるため、従業員に充分な休憩を提供することが重要。もし、重い防護服などを着用している場合はさらに熱中症にかかりやすくなります。定期的に従業員の様子をチェックするようにしてください。
とまあ、このような感じのことが書いてありました。
今の時季は、なかなか大変な環境下で長時間お仕事をされている方も多いと思います。
是非参考にしていただければ幸いです。
詳細はこちら(英語記事です)
それではみなさま、くれぐれもお大事になさってください。ごきげんよう。