OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

花き消費拡大に向けた国の研究

2019.04.03

こんにちは。花研ブロガー2号ことボンジュール内藤です(*^-^*)

 

先日、当サイトでも農研機構の大久保先生の研究の成果の一つとして、誰にでもわかりやすく説明された香りのサイトがオープンしたことをご紹介させていただきましたが、それが一例であるように、農業試験・研究に関する国の最高機関である農研機構は、ご存知の通り花きの分野でも多くの研究が進められていて、中には私たちが日ごろの販売に活用できる内容もあります。

 

例えば、誰にでも簡単にできて失敗しない「簡単フラワーアレンジメント」の方法を紹介したサイト。

→「簡単フラワーアレンジメント」

この手法は認知機能トレーニング(“SFAプログラム”というそうです)にも活用でき、介護施設やなどで実際に取り入れられています。失敗がないので、実践する人が嫌になってしまう可能性が低いのが特長です。笑顔が生まれ、コミュニケーションも活発になりますし、継続できる。今後ますます福祉活動やリハビリ、花育、趣味の教室などで取り入れられ、花きを通して人々の生活がさらに充実するといいなと思います。

 

大久保先生の研究成果のひとつ「花きの香り百科辞典」のウェブサイトはこちら

農研機構の研究にて得られたデータを基本とし、品目・品種ごとに香りの特徴について記載しています。現在は、バラ、ユリ、チューリップの香りについて紹介されています。例えば、白い定番品種「ダイアナ」はRosyの香りが強いとの分析。「バラの香りがするチューリップ」としたら、誰もが店頭で足を止めて、一度は顔を近づけてみたいと思うのではないでしょうか。

 

各品目ともに掲載品種は今後次々と増えていくそうで、みなさんが日ごろ気になっていた品種の香りももしかしたら分析結果が紹介されるかもしれませんね。楽しみな限りです。

 

※実際に掲載されているデータをご利用される際は、農研機構大久保先生にご相談くださいますようお願いいたします。

 

このような研究は、時間や予算の面からもなかなか民間の企業でできることではありません。このノウハウや情報は、積極的に活用できるといいなと思います。

 

では、ごきげんよう^^

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