花研コーヒーブレイク
年度末花研ひとり反省会
2019.03.29
私どもは日ごろ、講演などに呼んでいただきますと、様々な角度から花きマーケットの推移を数字でご覧いただいたり、トレンドの変化をご紹介したりします。消費は変わってきているので、出荷・販売する側も(何をどう変えるかはそれぞれの問題として)変えていく・変わっていく必要があるというお話をさせていただくことが多く、その際、変化を取り入れる手法のご提案もさせていただくようにしています。
翻って自分はどうかというと、変化を取り入れる方法をご提案する割に、自分では変化に柔軟性がなく、なかなか変われていないことに気付きます。愚直に同じことを積み上げていくことは重要ですが、自分自身の考え方はもっと変わらなくてはいけないと反省した年度末でした。自分で分析するに変わらないから仕事のスピードもいつまでも遅い。なぜ変われないかというと、思考力が足りていない。変化の必要性を意識しないから変化できていないことに気付いていない。このことに気付いて、考える力をもう少し養えれば、都度変化する状況への対応力やスピードも出てくるのかもしれません。
「朝令暮改」という言葉は、あるいはあまり良い印象を持たない場合もありますが、まあこのくらいの変化の勢いも時には大切。朝の自分と夕方の自分は、科学的にも医学的にも異なる。ましてや1年前の自分とは細胞も入れ替わり、全く別の個体になっている。変わっていないのは、自分のコチコチの考えと靴のサイズくらい。
平成も残すところあと1か月。来週からは新年度を迎えます。心機一転、柔軟性とスピード、思考力、対応力を充実させて、来たるべきポスト平成時代に取り残されないよう自分を養成したいと思います。まずは訓練から。
・・・で、本当は反省することはほかにもたくさんありますが、オープンにするのはこの辺まで。