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1月11日「塩の日」に「開く」「花」

2019.01.11

1月11日今日は「塩の日」。

1569(永禄11)年、今川氏との同盟を破棄して東海方面へ進出を企てた武田信玄に腹を立てた今川氏が、北条氏とともに武田側に塩が入らないように画策。武田側の領民が塩を入手できず困っていたところに、武田と交戦中だった上杉謙信が越後の塩を送りました。それが、1月11日に武田の領地である松本藩領(現在の松本市)に到着したことから、この日が「塩の日」とされました。

現在、松本市で行われる新春行事「あめ市」は、元々「塩市」だったのだとか。

また、「敵に塩を送る」という言葉の元になったのも、このことに由来します。

 

 

1月11日は「鏡開きの日」でもあります。

普段の生活ではあまり馴染みがないかもしれませんが、お正月に供えた鏡餅を下げてお雑煮やお汁粉などにして食べる祝いの儀式です。一家の平和と円満を願う意味があります。

元々は武家社会の風習でした。鏡餅を「開く」というのは、切るのは切腹を連想させ、縁起が良くないから。刃物を使わず、手や木鎚で割ったり砕いたりするのがしきたりです。切るとは言わずに、おめでたい言葉である「開く」を使うのです。

昔は正月20日に行われていましたが、徳川三代将軍家光が他界したのが「20日」(慶安4年4月20日=1651年6月8日)であったため、11日に変更され現在に至ります。今でも地方によっては20日に行う地域もあると聞きます。

 

「開く」と言えば花。

何かこの時期の旬の花の記念日があってもいいように思います。

3つ並びの「1」のように、まっすぐと茎が伸び、縦のラインを生かした花、且つこの時期に旬を迎える花の記念日がいいのではないでしょうか。

スイートピーは既に記念日がありますから、そのほかのフリージア、シンビジウム、チューリップ、アネモネ、デンファレなどでしょうか。

これらをまとめて「ラインフラワーの日」とも言いたいところですが、「ラインフラワー」というと、少しout of dateな響きもありますので、もう少し新しい感じがあった方がいいとすれば「バーティカルフラワーの日」としてもいいかもしれません。

バーティカルフラワーの日といっても、茎がない花はあまりありませんので、ほとんどの花において「バーティカルラインを出せる」と、プロモーションに載っていただけるのではないかと思います。

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ちょっとした思い付きまででした。

 

今週末は、東京地方では積雪まで行かないまでも、初雪が予報されています。

みなさま、温かくして、どうぞ良い週末をお過ごしくださいませ。

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