花研コーヒーブレイク
プラグマティズム
2018.11.30
だいぶ日が短くなりました。
国立天文台のホームページによると以下の通り。
日の出 | 6:31 |
日南中時 | 11:30 |
日の入り | 16:28 |
17時前にはとっぷりと日が暮れますから、てっきり随分と残業したのかという錯覚に陥りますが、そうでもありませんでした。
あと3週間もすれば冬至を迎えますから、それもそのはずですね。
さて、私自身、何をしても要領も効率も悪く、実利性に欠けると思っておりましたが、昨日ショチョさまに
「この見識の狭いプラグマティスト!」
と罵られた・・というか、罵声を浴びせられた・・・というか、怒られました。
実は随分前にも
「この効率主義者!」
と言われ、自分でもびっくりしたのですが、日頃からそんな風に見えるのかもしれません。
「プラグマティスト!」と言われたときは、ナンノコッチャと思い、むしろ“褒められているのか?”くらいに思っていましたが(←100%能天気)、調べてみると、
pragmatism :実用主義、現実主義、実際主義
pragmatist :実利主義者、現実主義者
ということのようです。
アメリカのチャールズ・パースや同じくアメリカのウィリアム・ジェームズによって提唱されたもので、理念や理論はその有用性、実際にいかに活用できるかというよって評価されるというもの。
難しい響きに聞こえますが、簡単(大雑把?)にいうと実際に使えない理論や物事は意味がないとする考え方・・・ということでしょうか。
必ずしもマイナスの意味ではありませんが、昨日のショチョさまの意図としては何でも最短の道を模索し、無駄なことはしないと言っている(ように見えた)私の取り組み姿勢について、注意したというわけでした。
まあそれに近いニュアンスの発言をしたことがトリガーとなって、怒られてしまったわけです。
とはいえ、私自身はこれまで人生に何のprofitもbenefitももたらさないような無駄なことばかりに興味を持ってきたと思っています。そんな無駄を挽回しようと、仕事では多少実利あるものに集中する傾向があったのでしょうか。
効率が悪い仕事をしているな~と自分で自覚しているからこそ、改善しようとして効率主義に見えるような仕事の仕方をしてしまっていたのでしょうか。
いまだに自分が効率主義やプラグマティズムであるとは認識できないのですが、近くで見ているショチョさまがそう指摘するのですから、そうなのでしょう。
これからは多少遠回りでも、ゆとりと広い見識をもって仕事に取り組めるよう心がけたいと思います。
みなさま、どうぞ良い週末をお過ごしくださいませ。