花研コーヒーブレイク
ジャパンフラワーオブザイヤー ノミネート品種 Part1
2018.11.13
先週から今週にかけて、大田市場の中央通路に、ジャパンフラワーセレクション2018-2019フラワー・オブ・ザ・イヤーの秋冬ノミネート品種が展示されていました。主催は日本花普及センターです。
うっとりしてしまうものから、こんな花があったのかと驚きの視線で見つめてしまうものまで、いずれも素晴らしい花がノミネートされています。
一例ですが、ご紹介まで。
こちらはグロリオサのZENという品種。
鮮やかなオレンジ色で、これまでのグロリオサより一回り小さいところが使いやすそうです。
全ての花が一度に咲き、蝶が一斉に飛び立つかのような華やかさです。この花付きバランスの良さと3Dで空間を捉えるフォーメーションは素晴らしいですね。
この花の前を通るたびに、毎回歩みを止めてしまいます。
さて、次の花をご紹介するに当たり、ここでクイズです。
この花の品目は何でしょうか。
正解はバラ!
・・・と言われても一瞬目を疑いますよね。かくいうアタクシも自分の目を疑った1人。
切り絵のようにクリアに切り取られた花弁の輪郭、肉厚な花弁は、バラと言われても、その葉や茎を見るまではバラとは信じがたい姿です。
品種名はシーアネモネ(「いそぎんちゃく」の意味)。
あー、なるほど、確かに前世でイソギンチャクだった魂がバラになったら、こういう感じかも。京成バラ園芸さまの品種です。
こちらはキクのかがり弁白。
愛知県農業総合試験場東三河農業研究所より出品されました。
花弁の先が何又にも分かれ、とても華やかな雰囲気があります。
まだまだ続きます!
この続きは、また明日の小欄にて!