花研コーヒーブレイク
2018年止市
2018.12.29
大田市場花き部は、本日止市でした。
本年1年間大変お世話になりました。
大田花き花の生活研究所は、まだまだ未熟で至らぬ点が多々あり、またしくみが整っていない点もあり、皆様にはいろいろとご迷惑をおかけしてしまったことと存じます。それでも尚、1年なんとかなりましたのも、ひとえに皆様のお陰でございました。ありがとうございました。
当ブログも、ほとんどは花研ブロガー2号の落書き版かストレス発散の場に過ぎなかったにもかかわらず、昨年にも増して多くの方に閲覧していただきましたことに、心より感謝申し上げます。
本年12月11日に公表された「農林水産統計」のうち、花き作経営に関する統計(平成29年)を拝見しますと、家族農業労働1時間当たりの所得(つまり所得を労働時間に対し時給換算する)が、施設花き作、露地花き作ともに減少傾向で、その数値は個人的な感想としてはかなりショッキングでした。あえてそのネタはここでは取り上げませんでしたが、なかなかシビアな数字です。
花き業界においては、好転しているポイントもありますが、全体としては生産から消費まで縮小傾向が止まりません。
これからは(どの産業、その世界でもそうだと思いますが)「くれない族」(あの人、あの会社がこれをやってくれなかったとできないことを人が何かをしてくれなかったせいであると嘆く習性をもつ人のこと)では、なおさら生きていけないでしょう。仕事もプライベートも、これを自戒としてどのような取り組みに関しても、能動的に関わっていきたいと思います。ちょっとした心がけの転換が、少しずつ物事を動かしていくということもあるかもしれません。
弊社においては、新年1月4日より営業いたします。
それではみなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。