花研コーヒーブレイク
ウガンダのバラ
2018.11.01
今週、大田花きのセリ室入口正面にウガンダ産のバラが展示されています。
花色の発色も良く、葉も丈夫できれいですし、クオリティコントロールがよく施された商品と思いながら、拝見しております。
花きの国際認証であるMPSも取得されています。(MPSだけで4種類の認証取得)
さて、ウガンダとは、標高1,200メートルの高原にあり(バラ生産はどのあたりか未確認ですみませんが)、気候は比較的温暖。
また、アフリカ最大の湖ヴィクトリア湖の一部を擁し、そのほかギョーガ湖、アルバート湖など、水面が多く、国土の15.4%が水面に当たります。
主な産業は農業。コーヒー、綿花などが主な輸出向け農産物ですが、ここに花きも加わりました。
ウガンダの国名は、かつてこの土地に栄えた「ブガンダ王国」に由来しています。「ウガンダ」は「ブガンダ」のスワヒリ語名。
こちらはウガンダの国旗。1962年、英国から独立した時に制定されました。
中央の鳥ちゃんは、ホオジロカンムリヅル(頬白冠鶴、Grey Crowned Crane)。ウガンダの国鳥です。
また、ストライプ模様は、黒が黒人を、黄はアフリカの夜明けを表す太陽の光、赤はアフリカ人の同胞愛や民族愛を象徴しているのだそうです。
入口の展示は、国旗の黄色を強調しつつ、ウガンダを流れるナイル川をイメージして、このバラを輸入するソマール株式会社さまの社長のご令室がデザインされました。
「明るく、人々に希望と喜びを与え、楽しい気持ちになれる黄色。
そんな中に思いやりの温かさとしてピンクを差し色として表現しました。
開花とともに時間の流れも楽しめることでしょう」
とコメントも一緒に展示されています。
ウガンダのバラ、もし手に取ったことのない方がいらしたら、ぜひこの機会にお試しくださいませ♪