花研コーヒーブレイク
花いけバトル小説
2018.10.30
弊社の従業員が面白い本を紹介してくれました。
10月19日に発売になったばかりの『ひゃっか!全国高校生花いけバトル』(今村翔吾著、文響社)という本です。
書店で平積みだったと。
花き業界随一のエンターテイメントがモデルとなり、ついに小説ができたというわけですね。
花いけバトルが、様々な形で若い世代にも大きな影響を与えている様子がよくわかります。(著者の今村翔吾は、現在34歳)
リリースによる内容紹介は以下の通り。
『都内に住む普通の高校二年生、大塚春乃。
彼女は昨年の「全国高校生 花いけバトル」決勝を見て以降、この大会に出ることが目標になっていた。香川に住む花屋だった祖母を喜ばせたい一心で始めた生け花だったが、祖母の地元で行われるこの大会で活躍する姿を見せられれば、大好きだった祖父が亡くなり落ち込む祖母を元気づけられると思ったのだ。
しかし、高校生にとってはマイナーで敷居の高い「生け花」をやってくれる友人はなかなかおらず、二人一組での出場が義務付けられているため、春乃はそこから躓いてしまう。そんな中、参加者を捜していた春乃の前に現れた転校生・山城貴音。父が大衆演劇の座長だという彼は、その修業で華道を習っており、春乃が勉強を教える代わりに大会に出てくれるというのだが・・・』(引用終了)
表紙を拝見する限りでは一瞬マンガかと思ったのですが、若い人向けのいわゆる“ライトノベル”なのだそうです。
図書館でも借りられるでしょうから、もしご興味があればご一読くださいませ。ご紹介まで。
【お知らせ】
大田花きHP「産地ウンチク探検隊」コーナーを更新いたしました。
今回は露地でキクを栽培される中村花組合様(群馬県)です。