花研コーヒーブレイク
8月18日 “猛暑の特異日”
2011.08.18
ここ2週間ほど続いていた猛暑には、知らず知らずのうちに体力を奪われ、夏の疲労感が増している方も多いのではないかと思われる。
しかし天気予報を見ていると、どうやら夏の暑さも今日でひと段落で、明日からは少し涼しくなるようだが、どおりで本日は「猛暑の特異日」。東京では今年一番の暑さを記録したらしい。
暦上の日とはいえ、よくまあこの日を「猛暑の特異日」といったものだと思う。2007年に74年ぶりの日本最高気温が記録されたのも8月16日（埼玉県、40.9℃）で、未だに公式記録としては最高気温である。今日が猛暑の特異日というのも統計データに基づくものだろうから、やはり毎年この時期はこのくらいの暑さを覚悟しておかなければならないということだろう。
しかし、盆も明けたこの時期はいくら暑くても、秋はすぐそこ。昨日は緑の多いこの大田市場周辺でも、多くのセミがコンクリの上でひっくり返っていらした（お疲れさまでした）。
今日の花は「アマランサス」。
花の業界でアマランサスといえばハゲイトウのことだが、一般的には食べるアマランサスの方が名が知れているのかもしれない。雑穀のひとつでで秋の収穫物。
ここまでくると、来る日も来る日も怒涛のようにやってくるこの暑さはむしろ秋の知らせのようにも思える。 これから一気に涼しくなりそうだ。
