花研コーヒーブレイク
ベトナムの花
2018.06.26
こんなカッコイイチラシを場内でお見かけし・・・
6月22日(金)の朝、仲卸の京橋花き様の店頭に駆けつけました。
すると、店頭は華やかに賑わい、お人形さんのようなかわいいデザイナーさんが、輸入商社のグリーンウィングス様によって日本に届けられたベトナムの花をふんだんに使った作品をたくさん披露されていました。
お人形さんのようにかわいいデザイナーさんは、お顔はsweetですが、フラワーデザインはすごい実力派。フルール・フルーリールの松島理恵子さまです。花の刺繍があしらわれたエレガントなアオザイを身にまとい、“ベトナム感”の演出もカンペキ。
松島さまは、昨年ベトナムで行われたスプレーマム”カリメロ”のデザインコンテスト「アジアパシフィックカリメロカップ2017」の優勝者。今年は、京橋花き様の店長・岸本さまがベトナムで行われるカリメロコンテストに出陣されるそうでで、その壮行会を兼ねて「ダラット・ハスファームフェア」が開催されていたというわけです。
冒頭のかっちょいいチラシ↑のモデルは、なんとその岸本さま。
お店の前には、ランドマーク的にベトナム産のスプレーマム・カリメロで作ったフラワーボール。
2016年のフラワーオブザイヤーOTAの特別賞をご受賞された逸品です。スリーブにはフラワーオブザイヤーOTAのロゴマークを付けてくださり、ありがたい限りです。
京橋花きさま店頭の素敵な装飾。
資材を駆使して、こんな素敵なデザインも。
こちらの赤・緑・白のトリプルカラーのスプレーマムのサンティニ・フロリーニ。グリーンウィングス様から、今年の5月より出荷が始まったbrand new品種です。もちろんベトナム産。
テマリソウのグリーンウィッギーは、ひし形で他のデザインに混ぜ込みやすいのが特徴です。デザイナーのPretty松島さまによると、このひし形が作品に埋め込みやすく、重宝するのだとか。なるほど。丸いイメージのテマリソウですが、こちらは確かにひし形をしています。
ベトナムのレザーファンもオススメ。
デザインの外周に使われています↓日持ちが良く、葉先が丸まりにくいと好評なのだそうです。
価格がお手頃なのも人気の秘密。デザイナーのPretty松島さまはシャンペトルデザインにも多用されるそうです。
シャンペトルでレザーファンを上手に使うコツは、「レザーと一緒に、ほかのグリーンもたくさん使うこと」だそうです。
レザーファンだけですと、ちょっと前のデザインぽく仕上がってしまう可能性があるのだそうで。
↑上の写真デザインに使っている円錐傘は、ノンラー(Nón lá)といいます。
花きではないので、フェアでは販売していませんが、これがあるだけで一気にベトナム感が増していいですね。
他にもベトナムの雑貨・小物を上手につかって、ベトナム産の花きをアピールされていました。
白い部分は貝殻でできたベトナムの工芸品です。
↓Pretty松島さまとノンラーを被った京橋花きの石鉢さま。めっちゃベトナム。
(あ、“Pretty松島”さまのお名前は、松島さまのあまりの可愛さに我慢できず、花研ブロガー2号がご本人のご承諾なしに勝手にこのブログで使わせていただいております。失礼いたしました)
ベトナムのダラットで開催される「国際ダラットハスファームカップ2018」は6月28-29日。
出場される岸本様は、大田市場内で開催されたカリメロイースターコンテストで優勝されるなど、こちらも実力派。ベトナムでのご活躍が期待されます!楽しみですね★