花研コーヒーブレイク
“花キューピットオープン”
2018.05.08
昨晩11時ころからスペインで男子テニスATPツアーのマドリードオープン、男子1回戦錦織選手(現在世界ランク21位、元4位)対元世界ランク1位ジョコビッチ(ケガ休養のため現時点で12位)が行われました。
自宅からかなり熱くなって応援していたものの、惜しくも錦織クンは破れてしまいました(;_;)
1回戦からジョコさまとなんて、なんだか殺生なカードですが、まあお互い負傷明けですし仕方なしや。
クレーコートで行われる4大大会フレンチオープンの前哨戦の位置付ですから(格付けは高いトーナメントですが)、是非フレンチオープンで遺憾なく本領を発揮していただきたいと思います。
先週はイスタンブールで行われたATPツアーで、日本人のダニエル太郎選手が優勝しました(今日の日経新聞にも写真付きで記事が掲載されていましたね。錦織クンは彼のことを「タロちゃん」と呼んでいます)。
日本人男子でツアー優勝するのは、松岡修造さん、錦織クン、杉田祐一選手(宮城県仙台市出身で、錦織クンは彼のことを仙人のように見ているらしい。スポーツマンとして人徳のある人です。個人的には無許可でスギちゃんと呼んでいます)に続き、4人目の快挙です。
とまあ、このままいくとテニス談義が止まらなくなりそうなので、本題に入りたいと思います。すみません。(小欄でのテニス談義は実に久しぶりだったものですから・・・)
なにが言いたかったかというと、プロテニスのツアーのスポンサーについてでした。
それぞれのツアーには当然のことながらスポンサーがついています。
例えば、現在開催中のマドリードオープンの正式名は、ムチュア(MUTUA)マドリードオープン。MUTUAとは、MUTUA MADRILENA(ムチュア・マドリレーニャ)のことで、スポンサー企業であることを示しています。
そのほかにも、先週ドイツのミュンヘンで開催されたトーナメントはBMWオープン、ダニエルタロちゃんが優勝したのはTEB BNPパリバ・イスタンブールオープン(トルコのTEBと合併したBNPパリバがスポンサー)。米国のシンシナティで開催されるツアーがあるのですが、シンシナティオープンとか、シンシナティマスターズという愛称がありつつも、そのスポンサー名を冠したであるウェスタン&サザン・オープンが正式名称です。
年間男女のツアーを見ると、あくまでも個人的な印象ですが、スポンサー企業は自動車関係と金融関係が比較的多いように思います。
自動車なら、BMW、メルセデス、ボルボ、ポルシェ、タタなど、金融関係なら、BNPパリバ、ウェスタン・アンド・サザン、MUTUAマドリード、ASBバンク(ニュージーランド)、ABNアムロバンク(オランダ)、クーペバンク(カナダ)、VTBバンク(ロシア)などなど。
もちろん自動車や金融ばかりでなく、他にもスポーツ用品関係や、石油メーカー、上海ロレックスなど世界の一流企業がスポンサーシップを行っています。
日本で開催されるツアーは楽天ジャパンオープン、東レ・パンパシフィックオープンなどがあります。
(ちなみに、スポンサー企業は変わることがあるので、現時点ではということです)
これらのツアーのメインスポンサーになることを考えると、(トーナメントの格付けにもよりますが)選手への賞金や開催費用を合わせざっと計算し、日本の花き業界の規模とはかけ離れたところにあると思っていました。(勝手にです)
ところが!
本日のブログの冒頭を読み飛ばされた方も、なにとぞここからご一読いただけると幸いです。
なんとこのたび、日本の女子ツアーに日本の花き業界の企業がメインスポンサーとなることに決まったのです!
そのメインスポンサーこそ、花キューピット株式会社さまです。
トーナメントの正式名称は、「花キューピットジャパンウィメンズオープンテニスチャンピオンシップス」というそうです。通称、花キューピットオープン。これまではジャパンウィメンズオープンでした。
開催地は広島、日程は(本戦)9月11日からです。
なんと素晴らしいことではありませんか!
国内のテニスも花流通も益々盛り上がりそうです。
花業界もテニス業界と無縁ではないと思うと、花業界に身を置く1人のテニスファンとしては、昨日の錦織クン×ジョコさま戦にも増して熱くなってしまうニュースでした。