花研コーヒーブレイク
ミッドタウン日比谷オープン
2018.03.29
3月29日本日は東京ミッドタウン日比谷のオープンデー・・・ですが、一昨日プレオープンの招待券を、とある筋からいただくことができ、ざっとですが拝見してまいりました。多分今日の方が盛り上がっていることは間違いのないのでしょうが、田舎者のアタクシは人が多いところは苦手なので・・・。
ここにはどちらの生花店が入られるかと思ったら、なんと第一園芸様の新ブランドのビアンカ・バーネットby OASEEDS様が入店されていました。地下1F通路の大変人通りの多いところです。
このような人がいないショットが奇跡的に撮れるのもプレオープンの醍醐味です。
お話しを伺うと、ビアンカ・バーネットという架空の女性がセレクトした花、グリーン、雑貨などを取り揃えているのだそうです。
第一園芸様のオリジナルデザインのアクセサリーは、ハイドランジアやエリンジウム、ユーカリの実、カスミソウなどのプリザーブドから作られたもので、大変な人気商品。
な~んて言っているうちに、欲しくなってアタクシも思わずひとつ調達してしまいました^ ^;
法人向けに渓流システムや壁面緑化のご提案もされています。右の写真はパルダリウム(水槽内熱帯雨林)。
ミッドタウン日比谷の各店舗にはお祝いの花がたくさん。
↓コチョウラン紅白の大変おめでたい寄せ植え(左)と個性的な花材のみで構成されたかなりデザイナーズなお祝い花(右)。
アマリリスのパピリオ、レースフラワーのダウカスボルドー、リグツに近い細弁のアマリリス(リグツかな?)、バラもアンダルシアにのような(特定できませんが)一重の赤スプレー(かなり流通量は限られていると思われますが)が使われていたり、ユリもなかなかお目にかからないような個性的な品種が複数使われていました。
ラナンキュラスのシャルロットとマーガレット、ブレアンサスの祝い花。足元には、3月27日の小欄でご紹介した染めのアジサイ。
↓右の写真はエピデンドラムを使ったお祝い花。
写真右はドライ花材を多用したお祝いのアレンジ。
う~ん、どれも素敵です。
店内装飾も素敵なものがたくさんありました。
桜の生け込み。
ショップ内の装飾。ラナンキュラスのラックスが使われています。
青い陶磁器に映えるキンセンカ。
↓グズマニアのポットカバーはポットカバー以上の存在感。個性的で目を引きます。
3階の雑貨店内にもおしゃれな生花売場がありました。
昭和風味なコーナーに思わず引き込まれる3階の一角。
理髪店。昭和な道具がずらりと展示してありますが、実際に散髪や顔そりもしてくれます。
何気なく置いてあるのですが、業界人にとってヒットしちゃうのはこちら。
周りの人は素通りなのですが、業界人3人で歩いていたアタクシたちは、3人一斉に息をのみ、足を止めてしまいました。
種子の販売を模したポケットティッシュ設置コーナー。テイクフリーでした。このレトロな雰囲気が何とも言えません。
ゆったりと座って外を見下ろせる空間があったり、立呑みやがあったりと中高年のサラリーマン(もちろん男女問わず)も気軽に楽しめる空間やお店が多いですね。
最近できた近くの商業施設ほど尖っていなく、またそれほどPOSH感もなく、庶民感丸出しのアタクシとしては大変共感を持てました。
好きだな、ミッドタウン日比谷。
蛇足ですが、この周辺で最も気になったのは、こちらの標識・・・
こ、こ、これは!?合っているのでしょうか?
妖怪人間ベムのような大人の腕と頭。もう組織が溶解して(妖怪だけに?)子供と物質的につながってしまったかのような「つなぎ目」。ケシの実のような子どもの頭、総合的にちょっとずれた感じの曲線加減・・・これはデザイナーさんがベムを意識して作ったのでしょうか。アタクシのような妖怪人間世代に反応してもらうための“仕掛け”?
標識の意味は「妖怪人間ベム・ベラ・ベロがいるかもしれないから、譲り合って歩きましょう」ではなく、「歩行者専用」という意味なのだそうです。