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「健康志向」低下!?日本政策金融公庫調査結果より

2018.03.30

日本政策金融公庫の調査によると、2017年下半期、“食の志向”は「健康志向」が低下しました。

それでも尚、全体からすれば健康志向のシェアが最も高いのは事実です。しかし「経済性志向」「簡便化志向」「安全志向」「美食志向」がそれぞれにポイントアップ、一方で「健康志向」「手作り志向」「国産志向」はダウンしています。

景気の高揚感は個人のお財布に到達するまでの実感がない中で、働き方改革といえどもそれぞれに多忙感が増して、食事の準備にかける時間の優先順位が下がってきているのでしょうか。

また、輸入食品のイメージが全体的に向上しているのも今回の調査結果の特徴です。

 

2017年前半は、新聞記事などをクリッピングしていても圧倒的に“健康”がキーワードのように思っていましたが、あっという間に新たなニーズに変化してきた印象です。

これらの結果に仮説を立てるとすれば、消費者は趣味や仕事以外で時間がかかることに、許容性がなくなってきている可能性があります。確かにアタクシ自身を振り返ると、そういう時もありました。今思えばですが・・・。

 

日本政策金融公庫の調査の捉え方はそれぞれ異なることでしょう。どのような捉え方であったとしても、生活者マインドは刻々と変化していることを意識しながら仕事をしていきたいものです。

調査の詳細はこちら

 

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