OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

梅は咲いたか、桜はまだかいな~

2018.02.23

世田谷にある砧(きぬた)公園の梅です。

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「ほころび始めた」を通り過ぎて、5-6分咲きまで来ています。

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梅は中国原産で、唐の時代に日本に渡来したと言われます。

奈良時代、「花」といえば梅のことを指しました。「花」が桜を意味するようになったのは、平安時代から。

奈良時代の末にまとめられた日本最古の歌集「万葉集」には、4,500首の歌が納められ、161種類の植物が登場しますが、最も多いのは萩で141首、その次が梅で120首。桜は40首で8番目です。

当時の貴族は中国文化に憧れを抱き、中国の詩文にたびたび登場する梅に対しても大きな興味を持っていたことがわかります。

 

万葉集から150年時代が下り、1,110首からなる日本で最初の勅撰和歌集である古今和歌集が編まれます。これには75首の植物が登場しますが、最も多いのは桜。

また、ただ「花」と言っている歌が77首あり、このうちほとんどが桜を指していると推測されています。

日本ではこのころから「花」といえば桜とされるようになりました。

 

“梅は咲いたか~、桜はまだいかな~♪”なんてメロディが頭を回ります。

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それでは皆様、良い週末をお過ごしくださいませ。

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