花研コーヒーブレイク
RESASから花の消費を読む
2018.02.15
RESAS(リーサス)という、内閣府が作った地域家材分析システムがあります。
Regional Economy and Society Analyzing Systemの頭文字を取った名前です。
以前小欄でもご紹介させていただいたことがありました。(その時のブログはこちら)
このサイトのうち、MENUから「観光マップ」⇒「外国人」をご覧いただくと、外国の人がどの地域に訪問しているかわかります。
(2016年↓)
さらには、どの地域でクレジットカードを使っているか、(2015年↓)
さらにはさらには、どの地域でクレジットカードを使ってどのくらい花を購入しているかまでわかってしまうのです。(2015年↓)
外国人のクレジットカードによって、東京の生花店においては1.75億円(年間)ほど、北海道の生花店では1.4億円ほどが、利用されていることが示されています。
花の小売でもインバウンド効果があるのですね。どの国の観光客が多いかも同じサイト内でご覧いただくことができます。
小売の現場に立つみなさまはデータが示す以上に日々肌で感じていらっしゃることと存じますが、外国人に向けた対応力やマーケティングも充実するといいですね。もしツーリズムと協業できるとさらにいいかもしれません。