花研コーヒーブレイク
【週末閑話】“つかまった”お巡りさん
2018.02.09
過去に築地市場に出向いたことは幾度かあったとしても、電車で出かけるのは今回が初めてに近い。
記憶がないだけか。いや、過去に電車でアクセスしたことはあるが、恐らくは築地市場駅を利用していない。
そのせいか驚きと新鮮さを感じた。築地市場駅の地下通路は“刺身の匂い”がする。
臭い(くさい)とは思わないし、個人的には不快ではない。むしろ、私がもし築地市場の見学を目的にはるばる海外から訪れた観光客なら、この匂いにはある種の興奮を覚えるだろう。
そんな地下道を上がると刺身の臭いも薄まって、匂いとリンクして頭の中にあったマグロの光景もいつの間にか消えてしまうのだが、築地本願寺前まで歩くと心温まる光景を目にする。
通常、お巡りさんといえば犯人を捕まえる立場の人。なんとこの日はお巡りさんがつまっていたのだ!
しかも、子供たちに・・・笑笑!!
最初は男の子2-3人組につかまっていると思っていたら、チョットよそ見をして振り返ってみると今度は女の子集団に囲まれている。お巡りさんは人気者だな。
小学生の男の子は「お巡りさんて怖い仕事もあるの~??」と聞いていた。
すると、
「たまに怖い仕事もあるけどぉ・・・」
と少しはにかんだ様子を見せながらも、穏やかで優しい笑顔を浮かべながら答えていた。20代と思しき若い警官だった。
(その後は聞き取れず。いまさら帽子を被ってランドセル背負って小学生に混じって聞くのも怪しまれるしなー)
なんだかこうなるともう「囲み取材」に近い^ ^;
学校の授業でそのような話題にでもなったのだろうか。
凍晴の空の下では、そんな温かい光景が展開されていた。
それではみなさま、良い週末を。