花研コーヒーブレイク
【中継の様子】英晃農園さま
2018.01.19
小欄で緊急告知させていただいた神奈川県のスイートピー生産英晃(えいこう)農園様の圃場からの生中継(1月18日)、拝見いたしましたよ!4回の中継のうち最初の2回を。
「神奈川県寒川町の英晃農園様」ときちんとご紹介してくださいました。
ぬぁんと「スイートピーの日」も紹介してくださいました。
1月21日が“スイートピーの日”とされた理由は2つ。
1.花弁が1+2+1の構造になっていることから・・・とちゃんとこのように指を差しながら。
2.何より、ちょうどスイートピーの旬の時期であることから。
一般の方は(いや私も含め業界人もですが)意外と花の旬は分からないものです。番組制作スタッフさんが、「なぜ1月21日がスイートピーの日なのか」の答えのうち、「旬であること」にとても納得されていました。
右上にテロップでもご案内いただいております。「スイートピー出荷最盛期」と。
おまけに、事実として昭和の名曲「赤いスイートピー」がリリースされた日でもあります。
レポーターの方が、「赤いスイートピー」のリリースで松田聖子さんのファンクラブに入ったとおっしゃっていました。(・・・か、もしくはそれに近いことをおっしゃっていました)
「赤いスイートピー」はスーパーアイドル松田聖子さんのカリスマ性を高めた象徴的な歌の一つと個人的に思います。
“この歌でスイートピーという花を知った方も多いのでは!?”と問いかけていらっしゃいましたが、本当にその通りかと存じます。「赤いスイートピー」の歌をきっかけにスイートピーは国民のだれもが知る花に躍進したと思います。
さて、天気予報コーナーでの中継でしたが、スイートピーの小ネタをご紹介くださいました。
神奈川県がスイートピーの営利栽培発祥の地であるということです。
さらに勝手に付け加えれば、1696年に原産地であるシチリア島からオランダ、英国に送られ、その後英国、米国を中心に品種改良がされました。
日本へ渡来した正確な年は不明ですが1862年には写生図に描かれていますので、この時にはすでにあったことがわかります。
営利栽培は、明治末期三浦半島で露地にて切り花栽培されたことが発祥です。
本格的な栽培は神奈川県湘南地方で1929(昭和4)年に開始、更に1935(昭和10)年に兵庫県淡路島で、1963(昭和38)年に岡山県船穂町周辺で生産が始まりました。
以上、スイートピー豆知識でした。
あ、スイートピーもマメ科だけに!?
どうも失礼いたしましたm(_ _)m
参考文献:『スイートピーをつくりこなす』井上知昭氏著、農文協、2007
協力:神奈川県農業技術センター
それではみなさま、have a nice weekend and have a nice sweetpea day!!