花研コーヒーブレイク
切りから鉢へ
2017.12.13
本日、花育活動の一環で都内某所の小学校に弊社のショチョさまが花を届けに行きました。
花材は、サンゴミズキ、コチア、ヒムロ杉(う~ん、クリスマスだ!)、ガーベラ、それに松かさなどのオーナメントなど。これらの花材を授業活動として生けるのだそうです。
この中でサンゴミズキは昨年に続く2回目の使用。
学校の先生と話をしていたら、昨年サンゴミズキを使ったとき、子どもたちはただの赤い棒切れくらいにしか思っていなかったところ、生けて教室に置いておいたら、葉が伸びてきて「お~!」っという感激を得て楽しくなったのだそうです。
観察が楽しいので暫く置いておいたら、今度は発根してきたらしく、そのまま花壇に植えたんだって。
それが1年前。
そのサンゴミズキが大きくなって元気に育っていたので、ショチョさまはそれを見てきて感心したのだとか。
いくつも学校に花を届けますが、そんなことをした小学校は初めてなんだそうで、最初は花を花と思わず「もの」としてだいぶ粗野に扱っていたそうですが、そんな学校の生徒でも興味を持つとなんでも楽しく学んでもらえるものだな~と。
そういえば、アタクシも花束の中に入っていたドラセナがいつの間にか発根していたので、そのまま鉢に植えて、未だに観葉植物としてピンチをして枝分かれさせながら楽しんでいます。もう5-6年は経過しているでしょうか。
みなさまもそんなアイテムがあるかもしれませんね。
アイビーやアジサイ、ファレノなど、鉢物から切花として使うこともありますが、その逆もあります。
これも花きの楽しみ方のひとつですね。