花研コーヒーブレイク
47都道府県 ご当地〇〇!
2017.09.29
新聞にカルビー株式会社がプロデュースした47都道府県のポテトチップスの記事。
カルビーの「ラブ・ジャパン・プロジェクト」の一環なのだそうです。
第一弾としていくつかの都道府県の名産の味を取り入れた商品が早速発売されています。
富山なら白エビ味(わかるな~^ ^!食べたい!)、宮崎ならチキン南蛮、北海道は山わさび、岩手はじゃじゃ麺(えええーーーー!どんな味のポテチ?)、長崎はあごだし(これもすばらしい)、大阪はタコ焼きなど。
一方で、醤油の業界でも10月1日を「醤油の日」として、「ふるさとのしょうゆ」47都道府県の名物料理とそれに使う醤油のプレゼントを企画しています。
このような情報に触れると、すべての都道府県とはいわずとも、いくつかのモノは試してみたくなってしまうものです。
たとえ日頃ポテトチップスを買わない方でも、こだわりを持って醤油を選んでいるわけではない方でもそうではないでしょうか。
そう考えると、そこでこれらの取り組みに花業界も倣うことができるかもしれません。
例えば、アタクシ自身、商品開発室で仕事をさせていただいたとき、世界遺産のある和歌山県とともに「スピリチュアルプランツナギ」の開発に従事させていただきました。最終的には、当時のトレンドワードだった「スピリチュアル」にも、和歌山県の世界遺産の地域から出荷されるナギ意外飲み使えるよう商標登録をしました。和歌山県の個性と強みを生かし開発した商材で他の県にはできないことです。
その時に、現在の弊社ショチョさまは
「それを47都道府県でやったらいいのでは!?」
とアドバイスをくれました。
ナギが発売になったところで、当時の商品開発室はなくなり、私どもは花研に異動してしまいましたので、実現できませんでしたが、実はあるほかの県でもその県だけのオリジナル鉢物開発をやりかけていました。途中になってしてしまい、ご協力いただいたみなさまにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、まだ実現したい気持ちには変わりありません。
例えばこのように鉢物ならこのような商品化に応用できるかもしれませんし、あるいは切花であれば国産仏花の振興にも応用できるかもしれません。
地域によって仏花スタイルが異なると言いますし、カルビーのようにプロデュースしてもいいでしょう。
県内でも地域・文化が異なり、仏花に使う花が違うところもあると聞きます。それは廃藩置県で1つの県として統合する前に、大きな藩に分かれていたためにその文化を汲む仏花があり、地域によって異なるというものでした。
仏花のタイプはひとつではありません。
もし国産の仏花関係の花を振興していくのであれば、このような新しいアイデア、取り組みが必要なのではないでしょうか。
ブログに書く程度の思いつきではございますが、何かヒントを得ていただくことがあればこれ以上のことはありません。
それではみなさま良い週末をお過ごしくださいませ。