花研コーヒーブレイク
垂直ガーデン vertical garden
2017.08.09
旅先でこんな垂直ガーデン見つけました。
「バーティカルガーデン・流行の丸太添え」のような感じでしょうか(笑)
丸太や右の古材は置きっぱなしにしてあるだけなのかもしれませんが、かえってそれが自然で良い雰囲気を演出しているように思います。
木質の壁面に軒どいのようなパイプを半分にカットしたものを設置して、そこに優しい草花の雰囲気を持つ花苗をセットしていく。
シペラスやナスタチウムなど、自然なニュアンスのアイテムを植えています。自然すぎてその場であまり目に留める人はいないようでしたが、色合いも優しく良い雰囲気でした。
特に吸水のしくみなどはないようだったので、乾いたら上から水を遣るという程度でしょう。
弊社のインスタグラムにこの写真を掲載したら、何かの展示会で見つけたものかと思われた方がいらしたようで、そのくらい完成度が高く見えるのは今のトレンドに叶ったデザインだからかもしれません。
実はこの垂直ガーデンを見かけたのは、ドどえらいカントリーサイドです。
↓こんな感じの、都市化というキーワードとは無縁のこんな感じのヴィレッジです。
舗装されている道路も一つもない。乗用車も一台も見なかった。だからもちろん信号機もゼロ。
人より牛の方が多いかもという勢い。(実際のところそれはいきすぎですが)
この地域では古材やウッド素材、スカルなどを上手に使っています。一見工業製品が見当たらず、石や岩、木材、海のものなど自然なものでできたとても素敵なヴィレッジです。
↑こちらの写真は、流木に牛のスカルをかけて、グリーンの蔦を這わせています。何かわからないけど、ウッドでできたカラフルで小さなピースをワイヤーに通して、「GOBI」と店名を描いているところがオモシロイ。
現地の人からしたらありもので何気なくやっていることなのかもしれませんが、古材やドライ商材が注目されつつある今、このような素朴なヴィレッジにもあらゆるヒントを得ることができますね。