花研コーヒーブレイク
シャクヤクの新品種
2017.05.22
現在大田市場花き部の2階中央通路に展示してあるシャクヤクの中に、新品種と思しきかなり魅力的なシャクヤクがあります。
「エルサセス」という品種。
「ん??エルサセス・・・?」σ(・・?)
なんという意味じゃ??
と思ったら、「南砺(なんと)シャクヤク切花研究会」様(富山県)からご出荷されているようです。
香りも抜群。シャクヤクらしいワクシーな香りを残しながらも、この色気とかわいらしさに見合った、良い香りです。
ところで「エルサセス」は、スペイン語(el cases)で、英語のcaseに当たる単語のようです。(確信なしですが)
こちらは、今年デビューというわけではありませんが、比較的新しいと思われる「麒麟丸」。見た目も名前もインパクトがあっていいですね。紅白の絞りが美しいですね。展開するにつれ色気を増していくものと思われます。同じく、南砺シャクヤク切花研究会様からのご出荷。
黒岩シャクヤクさま(群馬県)からのご出荷もショーケースに展示されています。ゴールデンラズベリーローズ。
ラズベリーローズというのが言い得て妙ですね。こぼれ落ちるような大きなフェイスにラズベリーカラー。シャクヤクではありそうでなかった色目でひときわ目を引きます。
同じく黒岩シャクヤクさまから「マザーズチョイス」。母性を思わせる優しいピンクで、季節的にも合いますね。
最後は新品種ではありませんが「ふじ娘」。よく展開してきれいだったのでパシャリッ! Σp[【◎】]ω・´)
このようにご紹介させていただいたとはいえ、シャクヤクの中で最も取引シェアが大きいのはサラベルナール(通称:サラベル)。展示中のサラベルナールはまだツボミだったので撮影しませんでしたよ。
シャクヤクはまさに今が旬です。この時期のシャクヤクをぜひお楽しみくださいませ。