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5月1日はスズランの日

2017.04.28

5月1日はスズランの日。

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スズランの日とはフランス発祥の文化で、春の到来(=幸福の再来)を祝い、スズランを贈る習慣があります。春の到来を象徴する花の位置付けですから、日本人にとってのサクラに近いでしょうか。フランスでは、この頃になるとスーパーのレジなどに「ご自由にお持ちください」とスズランの切り花が置いてあったりします。ヨーロッパでは、スズランが「聖母 マリアの涙」と喩えられることもあり、ブライダルにも多用されます。ウィリアム王子の結婚式の際、ケイト妃のウェディングブーケにも使われていましたね。

フランスの文化に倣い日本でも徐々にスズランの日が浸透してきました。ちょうどスズランが旬を迎えるということもあるでしょう。

花言葉は「幸福が訪れる」「純潔」「純粋」「繊細」 「幸福の再来」「意識しない美しさ」など。

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学名はConvallaria majalis。

Convallariaは、ラテン語の 「convallis(谷)+ leirion (ユリ)」が 語源で 「谷間のユリ」という意味です。英名はそのまま“Lily of the valley”です。

majalisは「5月に花が咲く」の意味。

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「5月に開花する谷間のユリ」がスズランというわけですね。和名ではスズランのほかに君影草(きみかげそう)とも呼ばれます。美しの君(思いを寄せる女性)が葉の陰に隠れてひっそりと咲いているということでしょうか・・・。販売シーンによって、名前を使い分けてみるのもいいかもしれませんね。

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日本のお花屋さんで見かけるスズ ランの多くはドイツ原産のドイツスズランです。日本原産のスズランより 花が大きく、香りが強いのが特徴です。バラ、ジャスミンと並び三大フローラルノートと呼ばれ、透明感のある爽やかな香りから、いくつもスズランの香水が出ているほどです。 例えば、クリスチャン・ディオールの「ディ オリッシモ」。スズランをこよなく愛したディオールが生涯最後にプロデュースした名香と言われています。

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・・・な~んてタラタラとスズランのウンチクを書いてしまいましたが、スズランの日に先駆けショチョさまがスズランをプレゼントしてくれたので、本日のトピックとさせていただきました。

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すると、ショチョさまは本日ご来場された女性の新聞記者さんや監査法人の女性の先生などなど、お会いする女性に片っ端からスズランをプレゼントしていました。

元々はフランスのシャルル9世が宮廷のご婦人方にスズランを配ったことが始まりと聞きますが、まるで弊所のショチョさまはシャルル9世の再来のようですな^ ^;

 

さて、本日はプレ金。ゴールデンウィークの入り口でもありますね。とはいえ花業界従事者の辞書にゴールデンウィークという文字はありませんが^ ^;・・・需要を読む上では大切。

明日29日はNHKのEテレ「地球ドラマチック」で「花はどこから来るのか?」をテーマに番組が放送されますので、ご都合の合う方はご覧になってみてくださいませ。(アタクシは諸事情により再放送の視聴にチャレンジ!)

みなさま、よい週末をお過ごしくださいませ。

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