花研コーヒーブレイク
ガーベラ記念日 その③
2017.04.14
4月18日のガーベラ記念日に向け、大田市場花き棟に2階中央通路はガーベラのフルブルーム週が続いています。気づけばなんと、展示品種が入れ替わっているではありませんか!?
先週は大輪系中心だったのに対し、今週は中小輪系が中心。とりわけ小輪系には心踊らされます♪
いずれも直径3-4cmくらいのかわいらしいタイプです。
“モラーラ”。私たちには馴染の薄い響きですが、イタリアの都市サン・ジョルジョ・ラ・モラーラからとったものと思われます。
こうして見るとサイズ感が伝わりませんが、先週展示のガーベラと並べて見るとこの通り。
“パルマリア”も小輪。
通常のサイズと比べるとこんな感じ。
遠近法を使っているのでは?と思われたみなさま、花弁の重なり具合をご覧ください。
小さいガーベラの方が上に来ていますので、カメラに近いのは小さいガーベラです。それでも尚、これだけの差があります。可愛いでしょ☆
“ムラーノ”(小輪)って、日産の車名にもありましたが、イタリアにある島の名前のようですね。日本でいえば「八丈」みたいな?
“ウスティカ”(小輪)もイタリアの島名。シチリア島の北にある島。長さは3.5km、幅は2.5kmの小さな島です。青の洞窟やら緑の洞窟やらがあるって。
スパイダー系の小輪“スペクタクル”。
“ガルダ”(小輪)。恐らくですが、航空会社のガルーダ・インドネシアのガルダと同じ由来かと。サンスクリット語やヒンディー語の名称で「炎のように光を発する神鳥」の名称。その鳥は赤いので推測ですが多分そうだと思います。
“ロデ”(小輪)こちらはほかの花にはなかなかない色合いです。魅力的。
オランダの有名な画家“レンブラント”の名が付けられた小輪ガーベラ。
“ピアノーザ”は白の小輪。ピアノーザもイタリアの海に浮かぶ島の名前。
個人的な好みにすぎませんが、気に入ったのはこれらの小輪シリーズです。ほかにも同様の意見の人が何人かいましたが、マジョリティかどうかはわかりません。しかし、現在はあまり(ブーケには)大輪を使いませんのでこのくらいのガーベラは使いやすいかもしれませんね。
ご紹介まででした。
みなさま良い週末をお過ごしくださいませ。